N市第十二地区:「彷徨うはデイドリーム」:メイン(2020.1/7-1/11)
GM:はい!皆さまお集まりいただき誠にありがとうございます。
GM:今夜より、第12地区飛天セルセッション「彷徨うはデイドリーム」を開始させて頂きたいと思います―!
槇真理:いぇ~い!
柳原 多々羅:いぇーい!
GM:というわけで!まずは自己紹介から行ってみましょう!
GM:PC1!槇・真理さんからだ!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7K3ovgIM
槇真理:は~い!
槇真理:元UGNにして元FHの裏切りを重ねたチルドレン!
槇真理:ついに所属していたセルが壊滅したことで良い空気を吸ってます!
槇真理:特殊な経歴から高度な任務や厄介な任務を押し付けられながらも、彼氏との幸せライフをエンジョイしています!
槇真理:得意技はピュアノイマンのゴリラパワーで増幅された高機動範囲RCアタック!
槇真理:溢れる知性を見せてやろう!
槇真理:そんな訳でよろしくお願いいたします!
GM:よろしくお願いいたしますっ!ミドルがしにそう。
GM:PC1:槇・真理(PL:メギド怪文マン様)
GM:シナリオロイス:”すばる”
GM:きみは、何らかの理由で12地区を訪れたオーヴァードだ。
そんな君は、人影も少ない道端で。
ひとりの、奇妙な少女と出会う。
GM:晴れているのに、黒いこうもり傘を差したまるで陽炎のような彼女は、すばると名乗った。
GM:というわけで。
GM:真理ちゃんはなんかあやしげなガールに出会って貰います。
槇真理:へへへ、怪しげガール……たっぷりかわいがってやるぜ……
GM:きゃー
GM:どうかよろしくお願いするね!
GM:続いてはpc2!柳原多々羅くん!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYm_mAsgIM
柳原 多々羅:はい!
柳原 多々羅:“一刀鬼神”柳原多々羅。人斬り兼UGNチルドレン!
柳原 多々羅:突然親族郎党を斬殺した人斬り。けどなぜかUGNチルドレンをしているファッションナンパ野郎。
柳原 多々羅:最近は唐突にできた彼女とそこそこ悪くない生活をしてる自称人斬り。
柳原 多々羅:性能としては、Dロイス:達人と武芸の達人、居合を組み合わせた、ノイハヌ固定値ぶんぶん丸。
柳原 多々羅:ミドルはかわいい彼女にまかせるぜ! ばりばり!
柳原 多々羅:こんなところで。よろしくおねがいします!
追伸 彼女ができてもナンパ癖は治らない模様。
GM:そうなの!?
GM:とはいえ彼女がいるんだし頑張ってほしい!よろしくお願いいたしますっ
GM:ハンドアウトは、此方!
GM:PC2:柳原・多々羅(PL:赤いポスト様)
シナリオロイス:”白昼夢”
きみは、N市12支部に所属するオーヴァードのひとりだ。
そんな君だが、最近は支部も騒がしい。
七原鹿島神社ーー支部の表の姿も年の瀬が近いからだ。
21:11:GM:そんな中、支部に所属する幾人かが、その日の記憶をまるで白昼夢でも見たかのように、
欠落させる事案が頻発している。
――現在、問題と言えるほどのものではない。支部としても、
大晦日、元旦という大規模な人員が動く案件がある。
だが、何らかの攻撃である可能性も捨てきれない。
その為、君はこの白昼夢事件を追うこととなった。
GM:
GM:という、普通に事件を追って貰う感じのよくあるやつです。
柳原 多々羅:よくあるやつ
GM:そんなに面白くなくて済まないぜ…
柳原 多々羅:王道は面白いからこそ王道なのだぜ……
GM:ありがとう…!
GM:では、続きまして纃カ3!
GM:三井・只人くん!
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiImxvAIM
三井只人:はい!
三井只人:三井・只人(みい・ただひと)。15歳。名前の通り一般人の男子高校生です。
三井只人:普段は特に部活に打ち込むでもなく、のらりくらりと男子高校生してます。
三井只人:母親と妹の女性が強い母子家族で育ちましたので、できれば争いを避けたいと思いつつ普通に思春期男子してます。
三井只人:医者の母に影響されて将来の夢は一応医者。趣味は軽い人助けですが、受験までには足場を固めたいですね!
三井只人:過去に事故に巻き込まれた時に父親に庇われて生還したため、其の影響で人助けに自己犠牲は相手の重荷になるのでNG、という思いがあります
三井只人:最近の悩みは母親の「彼女は出来た?」という圧でした。
三井只人:彼女が出来ました。
GM:このヤロ~~~
三井只人:クールで知的な年上眼鏡の可愛らしい先輩です。なので無敵です。
GM:おめでとう!
三井只人:ありがとう!
三井只人:適切な距離感を保ちつつ頑張ろうと思います。
三井只人:性能はバロール・ノイマン。Dロイス「奇妙な隣人」により、自称最強のドラゴンの「センセイ」と共存しています。
三井只人:肉体も射撃も低いですが、「コントロールソート」で精神で判定を行って白兵戦を行います。
三井只人:160点に伴い「生き字引」を手に入れたためミドルもなんとかこなせるようになりました。真理先輩、僕頑張るよ。
槇真理:ククク、素晴らしいぞ三井きゅん……
三井只人:そんな先輩(何故か同級生らしい)と友人と共に事件に巻き込まれるようです。
三井只人:がんばります。
GM:ひええミドルがしんじゃうよう…
GM:よろしくお願いいたします!
GM:ではHOなのですが、pc4の新戸くんと共通です。
GM:ではではちょいとずれましたがpc4、新戸くんの自己紹介お願いします!
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYyPuErQIM
新戸克由:はーい!
新戸克由:「新戸克由だ、よろしく頼む。……蒐集:者(パーソン・コレクター?)」
新戸克由:「俺のコードは蒐集者(コレクター)だ。アンタ、中々趣味が悪いな」
新戸克由:あらと かつよし!12歳!
GM:銀箭事件だと12歳とは思えないたよれっぷりでした…
新戸克由:崩落戦後(8歳)に第4支部のジャーム保管庫管理人の後釜に付き、頑張って仕事をしております。
GM:児童労働!労働基準法は何をしているんだ-っ
新戸克由:いちばんの趣味は美女のジャーム蒐集!第一コレクションは俺がカイシャクした先生!
新戸克由:飛天セルだったか。あまり量産品を作っても希少性が下がるだけだと思うんだがな。
GM:美意識に反する敵…
新戸克由:戦闘データ的にはバロール兇悪デバフ型!射撃固定値と妖精の手でぼっちで頑張れないこともないぞ!
GM:ヒィ…
新戸克由:今回はみんなお相手がいるそうじゃないか。頑張って生きて帰ってくれよな。
GM:怖い…ありがとうございます!
新戸克由:片割れだけを蒐めるのは隠すのが『手間』なんでね。
GM:では上にも張りましたが、新戸君&三井君のハンドアウト~
GM:PC3・4:三井・只人(PL:缶詰様)・新戸・克由(PL:黄色の月様)
シナリオロイス:”六分儀”青浦・尤利(あおうら・ゆうり)
飛天セルというFHセルがある。
4年前。崩落戦の前に、壊滅したセルだ。
――また同時に、多くのメンバーが残党として潜伏し、活動しているセルでもある。
”変成王”。”黒欧泊”。確認され、討伐されたエージェントは二人。
……だが、そもそも。
UGNが討伐せんと、注力し。ほぼ成功した作戦で……ここまでの取り零しが、発生するものだろうか?
そして。その秘密を知るであろう、ひとり。
飛天セルチルドレン、”六分儀”。青浦・尤利。
セル中枢、飛天セルリーダーに近いと目される青年が、N市を訪れた。
貴方たちは、12支部からの依頼を受け、彼らを探ることとなった。
GM:
GM:UGNとしてがっちり包囲してリーダーも捕殺したのにこんなに残党いることある?という調査依頼ですね。
三井只人:頑張るぞ!
三井只人:人助けは気が向いたらやるよ!今向いた!
GM:神社が忙しくてごめんね!
GM:わあいやったー!
三井只人:(肩をグルングルン)
新戸克由:不思議だな。(秘密の私設保管庫で服を縫いながら)
GM:こわいなあ戸締りしとこ。
GM:では、改めて。よろしくお願いいたします!
GM:というわけで、ここでトレーラー!
GM:トレーラー
始まりの春、燃えるような夏、紅葉も美しき秋も過ぎたこの時。
聖なる夜と伝えられた、ユールの日が今年もやってきた。
ーーそして、過去もまた。
同地区において発生する”白昼夢”。
再来する残影。
既に閉じたページが、まだだと今に手を伸ばす。
GM:ダブルクロス The 3rd Edition
大N市ステージ:第一二地区『彷徨うはデイドリーム』
ダブルクロス。
それは、裏切りを意味する言葉。
GM:夢は、死の兄弟であり。もっとも身近にある”歩いては行けない隣”だ。
GM:
GM:「ぼくは。彼女をこの夢から解放する」/「わたしのお話は、もう終わったの」
GM:
GM:という訳で!皆さまよろしくお願いいたします!
柳原 多々羅:よろしくおねがいします!
槇真理:よろしくおねがいします!
GM:
三井只人:よろしくねがいしいます!
GM:では!早速OP1…PC1のOPからだ!
GM:------------------------
GM:OP1 槇真理 他登場不可
GM:登場ダイスをどうぞ―
槇真理:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+1[1] → 43
GM:落ち着いてるなあ!?
GM:-----------------------------------
槇真理:日常に強く結びついてるから……
GM:
GM:はてさて。ユールの日…というと耳慣れぬ響きでありますが。
GM:クリスマス、といえばだれもがご存知。そんな日も近くとなったある日のこと。
GM:あなたは、12地区のとある路地を歩んでおりました。
槇真理:「いや~古巣も見事爆散したし気楽なクリスマスだぜ~」
槇真理:スマホで予約したホテルのディナーメニューを眺めながらニコニコした後、空を仰ぐ。
槇真理:「……」
槇真理:「気楽だねぇ……」
槇真理:「クリスマスが楽しみだよ……うん」
GM:とまあ、いいことがあったからか明るく(明るく?)貴方が歩いていくその道に。
???:冬晴れで綺麗な空を、なぜだか蝙蝠傘をさして立っている少女がひとり。
槇真理:「……」
???:「…………」
槇真理:(レネゲイド案件かなこれ……)
槇真理:(放っておいたほうが楽なのでは……?)
???:「……む」
槇真理:「ウッ」
槇真理:急に胸が痛む。遺産の代償である。
???:「これは申し訳ない。晴天なのに傘など邪魔でしたね」ぺこりと礼儀正しく。
槇真理:「……どうもどうもお姉さん。こんな良い日になんで傘なんてさしてるんですか?」
???:「む。気を遣わせてしまいましたか…。そうですね」ちらりと空を見上げて。
???:「わたしの居たところだと、すぐに降ってくるものですから。癖でしょうか」
槇真理:「ふむ……そうでしたか。これは私の気の所為かもしれないのですが」
???:「はい」こてりと首を傾げて、灰銀色の髪が流れる。
槇真理:「なんか悩みとかあったりしません?」
???:「……ふふふ。もしかして貴方、よく鋭いとか言われませんか」
槇真理:「おやおや、バレてしまったらしかたありませんねえ~」
槇真理:すいませんGM!
GM:はい!
槇真理:この女の子からレネゲイドの気配はしますか!
GM:そうですね、こうまで話していれば気付きますが。
GM:ひどく薄くですが、そう言う気配があり。そして、
GM:彼女の足元には、”傘の影だけ”があります。
槇真理:では!
槇真理:(ん~、R案件だよねぇこれぇ?) 足元を見る。
槇真理:「そう、何を隠そう私はUGNの敏腕イリーガル」
???:そこには、日に照らされているならあるはずの、影がない。
槇真理:「貴方がこの街を破壊したり、無辜の人々を怪しい空間に閉じ込めたりしないなら、おせっかいを焼きたいのですが」
???:その言葉に、ほうと息を吐いて。
???:「ええ、ありがたいです。…そうですね、なら名乗りもしないのは失礼でしょう」
すばる:「--すばる。すばると、呼んでください」
槇真理:「すばるちゃんですね。私は槇真理! 通りすがりの善意のUGNイリーガルです!」
槇真理:「マリちゃんって呼んで良いですよ!」
すばる:「ふふ。これも縁というものでしょうか。お母様なら平然としてそうだけど」
すばる:「ええ、真理ちゃん。よろしくね」
槇真理:「……」
槇真理:(笑うと可愛い顔するじゃん……ずるいぜ、影のある美少女!)
槇真理:「元FHでもあるので、なにか後ろ暗い事情に対しても最大限配慮するから気軽に相談してよ」
槇真理:「親の仇とか言われたらちょっと困るけどね!」
すばる:「ああ、大丈夫ですよ。仇を恨むつもりもないですし」
すばる:「もう、こんな身ですしね?」日の光に手を伸ばせば、どこか透き通るような。
槇真理:「おっ、私はすでに死んだ身って?」
槇真理:手を伸ばして握ろうとする。
すばる:「ええまあ。盛大に一花咲かせたので」その手は、陽炎のように実体がない。
槇真理:透けてしまった手を眺めてクシャリと笑う。
すばる:「ああ、ごめんなさい。手も取れなくて」苦笑して。
槇真理:「なぁに、それでもこうして話せりゃ十分ですよ」
槇真理:「貴方はそこに居る。苦くても笑ってる」
すばる:「煽てても何も出せませんよ、真理ちゃん」
すばる:「ーーうん、見える人が来てくれるとは実に幸運」小さく。風の音にまぎれるくらいに。
槇真理:「なあに、出すのは私さ。乙女の悩みを立ち話で済ませちゃもったいないからさ!」
すばる:「ありがとう、真理ちゃん」くすりと微笑んだ。
槇真理:袖すり合うもなんとやら。どこかに茶でも飲みに行こうと、彼女はあっけらかんと言う。
すばる:此方ものんびりと、ふわりふわりと微笑んで。此方を誘う少女の手に、己の手を重ねた。
GM:------------------------------
GM:サクッとですがOP1終了!
GM:OP1 ロイス
槇真理:通りすがり:すばる ○P好感/N隔意
槇真理:これで!
GM:
GM:わあいありがとうです~~
槇真理:あい!
GM:----------------------------
GM:続きましてOP2!
GM:シーンPL:柳原多々羅 他登場不可
GM:登場ダイスをお願いします。
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+10(1d10>10)した。(侵蝕率:36>46)
柳原 多々羅:てんしょんまっくす
GM:たかあい!
GM:----------------------------------
GM:
GM:12地区 七原鹿島神社
GM:内 N市UGN12支部 応接間
GM:
エージェント:「忙しいとこすまんね、柳原くん」
エージェント:へらりとした笑みを浮かべる、20代ごろに見える男性エージェントが君にそう声を掛けたのは、つい先のこと。
柳原 多々羅:「いえいえー。構いませんよ」
エージェント:「…とまあ、面倒ではあるんだが。人手もどうも回せんということでな」
エージェント:と、君にハンドアウトの通りのこと…短期記憶喪失、誰が呼んだか”白昼夢”事案の解決を頼まれたというわけです。
柳原 多々羅:「それで、僕にまでお鉢が回ってきたと」
エージェント:「いやすまんね。泊さんも黒瀬さんも我らが神主殿も年の瀬だからなあ」
エージェント:「一条くんなんかそれこそもってのほか、というわけだ」
柳原 多々羅:「この時期の一条くんは近寄りたくないからなぁ、毎年……」
柳原 多々羅:「さて。任務でしたら、僕に否やはありませんよ。一応UGNチルドレンですから」
エージェント:「アレはアレで頼りになるんだがね。元々前線一本槍だったのが、此処に来たら急に事務リーダーみたいなものになってる」
エージェント:「ヒマなら手伝ってやってくれ…、おおっと、それはいかんぞ柳原くん」
エージェント:「高校生だし、それに街中でよく声も掛けてるだろ?まさか君なら独りのクリスマスなんてことはあるまい」
柳原 多々羅:「……バレてましたか」
エージェント:「トシだけは食ってるからな!ま、煩いことは言わんさ」
エージェント:「酒はいかんが、大いに楽しみたまえよ」に、と男臭い笑み。
柳原 多々羅:「えぇ、そうですね」
エージェント:「まあ私は独り身なんだがね」
柳原 多々羅:「ちなみに僕は事務は人並みなので。知り合いにピュアノイマンがいるので、彼女でも連れてきましょうか?」なんて冗談でも
エージェント:「はっはっは。其れは一条さんが喜びそうだな!…そしてやっぱりいるのか彼女…!」
GM:戦慄したようにそうつぶやいて。
柳原 多々羅:「……えぇ、ついこの間」
エージェント:「それはよかった」からりと明るく笑う。
エージェント:「こういう稼業だからな。遠慮しがちな奴が多いもんだが、きみはきちんとそういうものを掴めたみたいだな」
柳原 多々羅:「……僕も、本当はそういう奴の一人だったんですけどね」
柳原 多々羅:「さて、お茶請けの雑談はこのあたりにしましょうか」
エージェント:「ははは。なんだあ?そのくせ女性の純情を弄びやがって…」
エージェント:「おっと。そうだな。本題、というか仕事の続きと行こう」
エージェント:「きみにはこの短期記憶…せいぜい数時間程度の記憶喪失、”白昼夢”を追って貰う訳だが」
エージェント:「関わりがあるかどうかは分からんが、12地区にFHチルドレンが入ったという情報が入ってる」
柳原 多々羅:「……、」
エージェント:「そっちはもうウチじゃあ手が回らんから、第四から人とイリーガルを回して貰ってるが…」
柳原 多々羅:「……あぁ、いえ。続きをどうぞ」元、だ。元。
エージェント:「もしかしたら、君の調査にもかかわるかもしれん。耳に入れておいてくれ」
柳原 多々羅:「わかりました。その人員については、お聞きしても?」
エージェント:「うん?一人はチルドレンの、”蒐集者”、もう一人はイリーガルの”自由人形”、だったかね」
エージェント:名前までは抑えて無くてすまんね、とキセルを叩きつつ。
柳原 多々羅:「いえいえ。となると、イリーガルのほうは……」
柳原 多々羅:「(……彼だよなあ。気不味いとか言えないわ、これ)」
エージェント:「どこだかは忘れたが、きみと同じ任務に就いたことがあったと聞いたが…まあいい」
柳原 多々羅:「ええ。チルドレンのほうは、僕は聞いたことない名前ですね」
エージェント:「ま、あの第四支部長がウチに出してもいいって言うんだ。”やる”んだろ」
エージェント:一瞬だけ、眼光がぼやけたものから鋭いものになり、すぐに散る。
柳原 多々羅:「美人だってたまに聞くし、一度お会いしてみたいなぁ」
エージェント:「はっはっは。じゃあ第四に行ってくりゃあ良い。あの人は中々癖があるがいい人さ」
柳原 多々羅:「癖のある女の子の扱いは慣れてますので」
エージェント:「ははは彼女に刺されても知らんぞこの野郎」
GM:と、そこで胡坐を崩し。よ、と掛け声と共に立ち上がる。
エージェント:「おう、中々話すのも楽しいが、仕事をしにいかにゃあそろそろ一条くんから殴られそうだからな」
柳原 多々羅:「おっと、それは怖い」
エージェント:「おう、アイツあの子とくっついたらも少し柔らかくなると思ったんだがなあ…」
エージェント:そうぼやきながら、襖を開き。
エージェント:「そうだ、柳原。一つ忘れてた」
柳原 多々羅:「彼のゲンコツ、痛いからなぁ……すごく」傍らの刀を懐に仕舞ってから立ち上がり
柳原 多々羅:「はい、なんでしょう」
エージェント:「そのウチにわざわざやってきやがったFHチルドレンの所属なんだがなーー」
エージェント:「飛天セルらしいぜ」
エージェント:その一言を最後に、エージェントは襖を潜っていきました。
柳原 多々羅:「……飛天ねぇ。真理ちゃんならなにか知ってるかなぁ」
柳原 多々羅:「……いや、ほんとドコだよ、そこ」
GM:君のそんなぼやきと共に、どこかですっころげるような音が一つ。
GM:----------------------------
GM:OP2 ロイス
柳原 多々羅:調査対象/白昼夢/○P好奇心:N厭気
GM: GM:---------------------------
GM:では、PC3・4の三井君と新戸くんのOPに入っていきましょうか!
GM:OP3 三井只人&新戸克由 他キャラ登場不可
GM:
GM:登場ダイスをどうぞ。
新戸克由:33+1d10
ross : (33+1D10) → 33+2[2] → 35
三井只人:三井只人の侵蝕率を+10(1d10>10)した(侵蝕率:32>42)
新戸克由:浸食35
三井只人:うぉ。
GM:対照的だなあ!
GM:-----------------------------
GM:
GM:12地区 七原鹿島神社
GM:N市UGN 第12支部
GM:
エージェント:「あ~…。ようこそ、我らが12支部へ」第四支部からかやってきた君達を出迎えたのは、20代ごろのエージェント。
エージェント:「君達が第四から来てもらったチルドレンとイリーガルで間違いない?」
エージェント:そうゆるく言いながら、卓袱台を置いた部屋で君達にお茶を出しながら。
新戸克由:「ありがとうございます。そうなりますね」仏頂面で湯呑みを受け取る。
三井只人:「どうもです。自由人形《オートマーダー》、三井只人。イリーガルのほうですね」とりあえず一口いただく。
エージェント:「よし。じゃ、悪いね年末で忙しいのにさ」
エージェント:「どこも忙しいって受けてくれなくてねえ…いや、本当助かるわ」
新戸克由:「ふざけた事件も多いですからね。改めて、蒐集者(コレクター)。新戸克由です」
三井只人:「まぁ、僕は年末年始とかは割と柔軟なタイプなので。手の開いてる時ぐらいはお手伝いしませんとね」
三井只人:医者の親が忙しくなるので年末年始や三が日とかは割とスルーがち。
エージェント:「ありがてえ……ウチの連中なんてみんな我が強いったらありゃしねえから、めっちゃ好感触だわ…」
新戸克由:“蒐集室”の備えはいつもの通りだ。急にセキュリティを固めれば、かえって怪しまれることもあるだろう
三井只人:「それはそれは。心中お察ししますよ」周りの我が強いあたり。男子の肩身が狭い環境で育ちました。
エージェント:「分かるか……!ありがとう、三井少年…!って、いつまでも雑談に突き合せちゃあ悪いか」
三井只人:「わかりますとも。そうそう、早めに済ませて穏やかに迎えたいですねぇ。」
新戸克由:「神社であれば年末はてんてこ舞いでしょうしね……」
エージェント:「そうなんだよな…めっちゃくちゃ忙しいぞ。我らが神主殿が真面目に仕事するくらいには。…本題に入るぜ。いいか?」二人に資料を渡しつつ。
三井只人:「カバーとはいえ本来の業務だしねぇ……おっと、どうぞ」資料を受けつつ
新戸克由:資料を手に取り、ページをめくります。
GM:それは、12地区にFHチルドレンが侵入したらしいことの資料。地図やそのほかのグラフ等が載っています。
エージェント:「ま、見てもらった通り。ウチの地区にFHが入り込んだみたいでな」
エージェント:「神社、っていうのは普段有り難い分、前の夏祭りやら今の年の瀬やらはどうしても網が荒くなる」
三井只人:「ふむふむ」FH、の辺りで知り合いを思い浮かべながら。
エージェント:ましてやぶん殴るなりぶった切る方が早い、って連中ばっかだしな、と首を回して。
新戸克由:(夏祭りの時も駆り出されたからな……)
三井只人:(夏祭りねぇ…)思考が逸れかけ。
エージェント:「新戸くんはその際すまなかったな…」遠い目をしつつ。
新戸克由:「ええ……確か、彼奴らはこちらの支部で引き取られたとかで……」
三井只人:「…?」
エージェント:「黒ノ門のお屋敷にいると聞いたな…まあ黒瀬さんだし」
三井只人:「(なんか大変なことがあったらしい)」
新戸克由:「三井さんは……まあ、無理に知る必要はないと思う。」
エージェント:「ってそうじゃない。で、いくらFHの潜入だからってこうも急反応した理由なんだが」
三井只人:「うーん、余計なところに手を突っ込むとトラウマが増えちゃいそうなので聞かないどくよ
エージェント:「飛天セル、って知ってるか?」
三井只人:「飛天セルですか」知らないなぁ、と態度に出しつつ目線を隣の新戸くんへ
エージェント:「ま、イリーガルの子ならそりゃそうだ」
新戸克由:「飛天セル、か。」
新戸克由:2dx+1 芸術:似顔絵
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[1,5]+1 → 6
三井只人:「有名な名前なので?」
エージェント:「12地区…いや、旧弟9辺りならな。とはいっても、もう4年前になるからなあ」
新戸克由:「…………収容されたジャームの資料で見かけましたね。セルリーダーを殺害されて暴走している、でしたか」
エージェント:「ま、そんなもんだろうな。…いや、いいことなんだが」苦笑。
エージェント:「じゃあ、簡単に説明しよう」
三井只人:「お願いします」
エージェント:「飛天セルっていうのは、12地区…崩落戦前なら9か?辺りで結構前から活動していたセルでな」
エージェント:「特徴としちゃ、オーヴァードの量産をほぼ成功させてたセルだ」
新戸克由:「……」資料をめくりつつ、話に集中する。
エージェント:「ま、その数に任せたやり口でUGNにもそれなりな被害が出したり、色々あった訳だが」
三井只人:「量産とはまた……あんま詳しく聞いたら脱線しそうですねぇ」続きに耳を傾ける
エージェント:「まあな。とはいっても、もう型落ちの技術だし、そう気にしなくていい」安さは今でも一級品らしいが、と零して。
新戸克由:「……」(量産か。俺としてもゾッとしない話だ)
エージェント:「そうやって好き放題してたからな。4年前。崩落戦の直前に、N市UGN地区合同で」
三井只人:「量産やら安価やら、素晴らしいけどこの話題であんま聞きたくない単語盛りだくさんですねぇ」
エージェント:「リーダーと、残存する量産体込みで”殲滅”した」
三井只人:「ふむ」
三井只人:殲滅という表現が何を意味するか、わからないわけではないけど
新戸克由:「……そうらしいですね」
エージェント:「アジトを他の地区と合同で囲んで、きっちり片を付けた…はずなんだがな」
三井只人:「その殲滅した飛天セルが…今回?」
エージェント:「その潜入してきたFHチルドレンが、飛天セル所属なんだよ」
新戸克由:「仕出かすための動機は十分というわけですね。」
エージェント:「そう。それに、もう他の地区になるが、捕殺した飛天セル残党の大物が二人も出てきてる」
エージェント:まあきちんと方はついてるんだが、と一言置いて。
三井只人:「前例があるなら見間違いだの、枯尾花だのではなさそうですねぇ」
エージェント:「そう。でも、UGNじゃあきっちり逃げ道潰してバロールだろうがオルクスだろうが逃げられないようにした上で、片を付けたはずなんだ」
新戸克由:「捕殺“した”というのも。セルの特色からすればあり得ない話でもないという訳か。」
三井只人:「だというのに、死んだはずの幽霊が出てくる……なんて話はしつけ話の類だと思ってましたが」
エージェント:「数増やされちゃあな。4年前以前の繰り返しは御免だ…そう」
エージェント:「幽霊じゃあない。きちんと身体がある連中だ。タネがあるはずなんだよ」
エージェント:「イリーガルや他の地区の人間に聞かせることじゃあないかもしれないが…それを抑えたい」
三井只人:「ふむ」
新戸克由:「……」(胸糞の悪い依頼になりそうだな。)
新戸克由:(三井さんは、大丈夫だろうか)
三井只人:目を閉じて、やれやれ。のような軽い態度を心がけつつ。
エージェント:「オレらのドブ浚いみたいなもんだ。嫌なら嫌で仕方ない」
新戸克由:「……俺たち以外に、補充される予定の人員はいますか?」
三井只人:(…………死人が蘇る、ねぇ)
エージェント:「オレたちがケリを付けるさ。…………」新戸君の言葉に目を背けて。
三井只人:(やめてほしいよね、そういう、まぁアレなのはさぁ)頭をかりかり掻く
エージェント:「………ま、まあなんとかやるさ…時間は絞り出せなくはねえ」
新戸克由:「………………」
三井只人:「………絞り出すってことはいっぱいいっぱいじゃないっすか」苦笑
エージェント:「そうだが、格好くらいつけにゃあならんだろ!」
新戸克由:「……三井さんはどうする?俺は正直、面倒でもあるが。」
三井只人:「僕も正直、藪をつついて蛇を直視するのは怖いっちゃ怖いけどね」
三井只人:「まぁ、その量産方法が流出したなり。同じ顔の存在が生まれたなり。色々とタネはあるかもだしさ、新戸くん」
三井只人:「僕は一応手を貸してみるつもり。そっちは?」
新戸克由:「……ハ。」
新戸克由:「イリーガルが乗った依頼にチルドレンが降りるようでは、更迭まっしぐらだ。」
三井只人:「おっと、そりゃすまないね。逃げ道を塞いじゃったみたいだ」特に悪いとは思ってない顔
新戸克由:「しょうがない。三井さんの意見を尊重するとしよう」
エージェント:君達の言葉に、エージェントは深く頭を下げます。
新戸克由:「気にしなくていい。実績も欲しい所だしな。」
エージェント:「……ありがとう。オレらの不始末に突き合せてるってのに…」
三井只人:「うん、新戸くんもちゃんと利益確保してるならいいや。正直猫の手ぐらいだが活用しちゃってくれ」
新戸克由:「それはいい。猫の手がお揃いなら奴さんも油断するかもしれん」
三井只人:「洒落た年下だなぁ。僕とは大違いだ。せいぜい人当たりの良い招き猫を目指したいね」肩をすくめて
三井只人:「そんでもって貴方も、頭上げてくださいよ。できれば大人は見上げておきたいお年頃なので」
三井只人:若干真面目な空気を和らげるように、エージェントのほうへ。
エージェント:「……すまん…いや。ありがとうよ、二人とも」苦く笑いながら、頭を上げて二人に。
三井只人:「そうそう、そんな感じで。カッコイイ大人目指してるので、今のうちに手本を見ておきたいんでね」
三井只人:なぁ新戸くん?と隣に振りつつ。
新戸克由:「ええ。俺もせいぜい学ばせてもらうとしよう。」
新戸克由:「よろしく頼みますよ、三井さん?」
GM:-----------------------------------
GM:OP3 ロイス!
新戸克由:〈家族の元に帰してやらなくてはな〉三井只人:〇誠意/食傷 で取得!
三井只人:ロイス 年下 新戸克由 ○P連帯感/N一本取られたぜ で取得!
GM:
GM:---------------------------------
GM:
GM:ミドル1
GM:合流シーン兼リサーチ開始シーンです。
GM:全員登場可!
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が9増加しました(侵蝕率:35>44)
GM:というか出てくれ!登場ダイスどうぞー
三井只人:三井只人の侵蝕率を+5(1d10>5)した(侵蝕率:42>47)
槇真理:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+4[4] → 47
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+6(1d10>6)した。(侵蝕率:46>52)
GM:--------------------------------------
GM:
GM:N市UGN 第12支部
GM:
GM:さて。君達は、ここに集まることとなった。
槇真理:「いや~これだけ(イケメンが)集まると壮観ですね~」
槇真理:「ねっ、すばるちゃん」
GM:誰もが、頼られてか頼ってかはさておいて。
すばる:「あはは。中々男の人が一杯いるのは見たことないから緊張するなあ」ほわほわ笑いつつ。
柳原 多々羅:「……」
槇真理:「良いよね……男の人がたくさん並んでるのは……分かってるじゃないのすばるちゃん!」
槇真理:「アッタタラキュンコレハチガウノ」
すばる:「…?どうかされましたか?」灰と銀の色の髪が流れる。
すばる:「きゅん…」
柳原 多々羅:「……あんまりこういうことは言いたくないんだけど」
柳原 多々羅:「なんでいるの?」銀色の髪をかるくかきながら
すばる:「ええと、わたしからご案内をお願いしたのですが…」あわわ、としながら。
槇真理:すばるちゃんの肩を両手で掴んでですね
すばる:「ひゃんっ」
槇真理:「私槇真理、こっちはすばるちゃん! どこにでも居るオーヴァードの保護に勤しむ善良なイリーガルと道に迷ったオーヴァードだよぉ~!」
槇真理:「手近なUGN支部に駆け込む模範的イリーガルだよぉ~!」
すばる:「だ、だよ~?」なんとなく乗った方がいいかなあ…と乗ってみた。
柳原 多々羅:「……まあ、いいや。それで」
柳原 多々羅:つっこんだら負けである
三井只人:「…………」
槇真理:「時に、お三方はどのような事情でこちらへ?」
すばる:「え、ええと!そちらのお二人も!こ、こんにちは!」
柳原 多々羅:「えっと……君たちが、あの人が言っていた」改めて二人の方を見る
三井只人:「(割と真面目な気持ちでやってきたら見覚えのある人達がいた)」
新戸克由:「…………」
三井只人:「あぁ、どうも。三井只人です。12支部の応援?に来ました。で、こちらが」新戸くんを示す
槇真理:(おっ、昏い瞳を覚えた三井きゅんと見知らぬダークなチルドレン)
槇真理:(これはこの二人の間に”なにか”あったな)
新戸克由:「……知り合いですか?三井さん」
槇真理:(雪ちゃん、君の彼氏の何かがピンチだぞ……主に私の頭の中で!)
柳原 多々羅:無言でハバキを鳴らす
槇真理:「ヒッ」
新戸克由:(なんか殺気を感じるな……)
すばる:「え、えっと。真理ちゃん?何かは分からないけど違うと思…ひゃっ」
柳原 多々羅:「お気遣いなく」
槇真理:「私何も言ってないのにぃ……!」
三井只人:「えーっと、紹介するね新戸くん。以前何度かご一緒した柳原さんと、其の彼女の槇真理さん。で、そちらの女性は初見」
すばる:「彼女だったの真理ちゃん…!?」ちょっとびっくりしつつ。
槇真理:(落ち着いた理知的な年上と影のある少年……)
新戸克由:「へえ。交際中とは縁起の良い。」
槇真理:「……えっ、なになに?」
槇真理:(不味い。耽美的な男男関係性のことばっかり考えていた)
すばる:「聴いてなかったね……?ま、まあともかく。わたしはすばると申します」ぺこりと一礼。
三井只人:「そのへんは話すも涙、聞くも頭痛のいろいろがあるけどまぁ。仲のいい男女だね。で、すばるさんね。よろしく」ぺこり。
柳原 多々羅:「よろしく。すばるちゃん」
新戸克由:「すばるさんか。よろしくお願いする」
槇真理:「多々羅くんは私を救ってくれた人だからね」
すばる:「そんなに。…何はともあれ、よろしくお願いいたします」
新戸克由:「“蒐集者”新戸克由だ。」
柳原 多々羅:「ところで任務が終わった後って時間あったりするかな? すばるちゃんは」
槇真理:「救ってもらった分、誰かを救いたいのだ」
三井只人:真理先輩の言葉にパチパチ拍手してる
すばる:「…真理ちゃんは良い子だねえ」くすりと笑って。
すばる:「じ、時間?あの、わたしこんなんなんですけど…そして彼女さんがいらっしゃるのでは…?」
すばる:手を日光に透かす。
槇真理:「そういうところも、多々羅くんの良さだから……」ヨヨヨとわざとらしく泣き真似をする
すばる:「なんというか痘痕も靨というかこれ割れ鍋に綴じ蓋なんだね?」
新戸克由:「……?すばるさん、手がどうかしたのか?」てくてくと距離を詰めて確認に行くぞ。
柳原 多々羅:「……。……」
三井只人:「僕からはノーコメント。……で、すばるさん。その手はどうかしたのかい?」
すばる:手が、透けてその奥まで見える。幽霊か、陽炎か何かのように。
柳原 多々羅:「否定は、しないよ」
新戸克由:若干冷めた目で目でカップルを眺めながら。
槇真理:「なんかすばるちゃん、幽霊みたいなのよね」
すばる:「うん。きっちり死んでたはずなんだよね」
槇真理:「一度死んだ身としてはなんだか放っておけなくて……」
三井只人:最近割と慣れてきたロマゴ先輩のテンションを流しながら
柳原 多々羅:「へぇ、幽霊……」
槇真理:「死って冷たいよね……」
三井只人:「幽霊……………」
すばる:「まあわたしは溶けるみたいな感じだったなあ…ってともかく」
新戸克由:「……実態はあるのか?」炸裂用魔眼をこっそり指先に灯しながら。
槇真理:「あっ、多々羅きゅんは死人でもちゃんとラブってくれるからそこの心配は要らないぜ! まあそう簡単に譲るつもりはないけどね!」
柳原 多々羅:「真理ちゃん黙ってて」
すばる:「無いですよ?」卓袱台や床にすいすいと透かしてみせる。
槇真理:「はい……」スン
三井只人:「………………なるほどー」透き通る腕を皆がら
三井只人:見ながら
すばる:「仲が良いなあ」苦笑。
新戸克由:「無さそうだな。レネゲイドはどうだ?」体内領域因子を手に集中させ、接触を試みる。
すばる:「あー…一応ちょっと待ってほしいんです」
柳原 多々羅:「実態のない幽霊……けど、すこしだけレネゲイドの気配がする」
すばる:「そのまま消えると思うんですけど、また出てきちゃうと思うので…」
槇真理:「また出る」
三井只人:「そっか………出てきちゃうか………」
新戸克由:「……いや、そうだな。すまない」「見たことの無いタイプだった」
すばる:「何回か限界だなーって消えたんですけど、なんかここ最近何度も出てきちゃって」
槇真理:「……ん~」
槇真理:「ぶっちゃけすばるちゃん、消えたい? 生きたい?」
新戸克由:「……何度も?」
すばる:「はい。元々、わたし”蘇ったりこっちに出てくるはずがない”んですけど」
三井只人:「(……………………普通に幽霊居るじゃん)」額に指を当てる
すばる:「それなのに、こっちに何度も…」
三井只人:先程の自分の発言が少し恥ずかしくなってきている。
三井只人:「出てくるはずがない?……その、未練というか、何かやり残したことが無意識にあるとか…?」
すばる:「そうだなあ」真理ちゃんの発言に天井を見上げて。
すばる:「わたしは、未練もあればやりたいこともやり残したこともあった。けどね」
すばる:「わたしは、きっちりすばるという命を終わらせて来たの。それは確か」
槇真理:「となると、ちょっと残念だけど死人友《しんゆう》としてはそういう方向で動かなきゃか~」
新戸克由:「──『黄泉がえり』。そういう症例がないわけではないと聞くが。」
槇真理:「やりのこして這い出した私と、決着をつけて飛び立つ貴方。そこに貴賤などないんですもの」
新戸克由:「化けて出られない筈の思い当りはあるのか?」
柳原 多々羅:「未練も後悔もあるが、命はきっちり終わらせてきた、か。いいね、そういうの」
すばる:「ありますよ。わたしの能力は…いま使えないですけど」
すばる:「自分の身体を割って、それ相応に確率変動を起こせます。わたしの全身をきっちり使ったから、”もうない”もの、ってなってるはずなんですが…」
槇真理:「……貴方は満足できたけど、満足できなかった誰かが居るのかもね」
槇真理:「お三方、なにか心当たりはないですか?」
すばる:「……………そっかあ」
三井只人:「……当人以外の誰かの行いが作用する、ってのは生き証人ですもんねぇ」
新戸克由:「…………未練は。気軽に絶てる物ではないと思う。」
新戸克由:「アンタはそうでも。他はどうかな」
すばる:「……わたしのことなんて忘れてよかったのに」
柳原 多々羅:「……真理ちゃんが消えた時。仮に真理ちゃんが満足してたって、僕は化けてでも出てほしいと思ってしまった」
柳原 多々羅:「心当たり、ないかい?」
柳原 多々羅:「そういう事、思っちゃうバカに」
三井只人:「……ま、理屈で割り切れたら苦労はしないやね」
すばる:「………自惚れだって、そう笑っていたかったです」苦さを噛んだ笑み。
三井只人:「多少の自覚はあるわけだ」
三井只人:「向けられる絆とかしがらみとか、そういうの……一方が断ち切っても残ってるもんだからねぇ」
槇真理:(ふむ、もしかしてこの地区に、今FHが進行したりしてるんでしょうか)
すばる:「…わたしが面倒見てた子だったんです。それでも、外で幸せになれるって思ってました」
槇真理:(私は詳しく聞いていないけど、地域的には恐らく飛天の残党ってのがありがちなパターンか)
槇真理:(わざわざ迷子のオーヴァードと通りすがりのイリーガルをこの三人のところに通したってことは、作戦目的に共通するところがあるってことだもんね)
GM:
GM:では、話も進んだところで情報収集だ!
GM:メイントピック
--------------------------------------------------------------
PP0/5
難易度7、技能:UGN,裏社会、FH、
最大達成値30
--------------------------------------------------------------
GM:今はこれだけ!
GM:あ、あとハートレスメモリー持ちである真理ちゃんは、すばるくんからの記憶サルベージが可能なので
槇真理:見せてやろう、ピンク色の爆破を
槇真理:えっ!
槇真理:すごい
GM:達成値に+5していいよ。
新戸克由:妖精の手すたんばい!
三井只人:すごい
三井只人:がんばれせんぱいー!
新戸克由:すごいぜ
槇真理:じゃあ普通にコンセ+生き字引する~!
槇真理:47→50
槇真理:7dx8+2+5 意思
DoubleCross : (7R10+2+5[8]) → 10[2,3,5,5,7,8,10]+5[4,5]+7 → 22
三井只人:真理先輩が失敗したらこっちもコンセ引きして、ダメそうなら妖精の手もらおうかなって要らなそう?
GM:あ、言うの遅れましたが
三井只人:一応振るだけふるか。
三井只人:はい。
GM:4でST解放されます
新戸克由:妖精要るかい?
槇真理:くっ、回りが悪い! 妖精プリーズ!
三井只人:先にこっちで振ってみて後で妖精もらうのはアリだろうか
柳原 多々羅:いちおうふるだけふってみよう
GM:シーン数少な目になりそうだからね…。行ってくれればシーンとか作るから
三井只人:会話シーンだ。
柳原 多々羅:4dx+2>=7
DoubleCross : (4R10+2[10]>=7) → 10[8,8,9,10]+1[1]+2 → 13 → 成功
新戸克由:せっかくだし自分もまわそっと、UGNでコネ使用!
槇真理:良いと思う!
柳原 多々羅:あ、そういえばコネの存在すっかりわすれてた。
三井只人:オリジン:レジェンド シーン中【精神】判定に+2。C<ノイマン> + 生き字引。
新戸克由:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 9[5,6,6,9,9]+1 → 10 → 成功
三井只人:三井只人の侵蝕率を+2した(侵蝕率:47>49)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+3した(侵蝕率:49>52)
柳原 多々羅:コネ使い忘れたんで振り直しとか……ハイ
GM:しょうがないなあ。増えたダイス分で振っていいよ!
新戸克由:任せた。(サポートの構え)
柳原 多々羅:わぁいGMだいすきー
三井只人:6dx7+2>=7
DoubleCross : (6R10+2[7]>=7) → 10[1,3,7,10,10,10]+10[4,4,6,9]+4[4]+2 → 26 → 成功
槇真理:なにっ!?
三井只人:おっ、財産点で行ける
槇真理:師を越えたな……
柳原 多々羅:13+2dx>=7
GM:三井君つっよ
柳原 多々羅:2dx+13>=7
DoubleCross : (2R10+13[10]>=7) → 7[3,7]+13 → 20 → 成功
柳原 多々羅:つっよ
柳原 多々羅:三井くんつっよ
槇真理:今こそミドル爆殺神拳の奥義伝承者を名乗る時……
三井只人:財産点を全ツッパ!4点で30に!
GM:わあい、PP4!DPは3だよ!
三井只人:三井只人の財産を-4した(財産:4>0)
GM:ではPPの内容をば。
三井只人:これがノイマンだ!
GM:
新戸克由:おめでとう。購入は任せてくれ
三井只人:頼んだぜ。
柳原 多々羅:俺が、俺達が、ノイマンだ!
GM:
GM:PP1:”白昼夢”事案
白昼夢事案が発生し出したのは、約二週間前からーー
飛天セルチルドレン、”六分儀”青浦・尤利がN市にて確認されてよりである。
また、起きている現象としては、数時間ほどの短期記憶の喪失だが。
一部ーー非常に感覚に優れているOVや、”記憶”に関する能力を有するOVは、強い眠気も覚えることがあるようだ。
特に第12地区において数多く発生している。
GM:
GM:PP3:”すばる”について
12地区において、約二週間前よりまばらな目撃証言が存在する。
それ以前には存在しなかった、灰銀色の髪、透き通った赤い瞳、無国籍な風貌の少女。
彼女は物理的な実体を持っておらず、ある種の立体映像のような形で12地区に出没している。
GM:
GM:ここまではほぼわかっている情報。
GM:PP4:
”すばる”の正体は、4年前に消滅した飛天セルの量産体第八号、”昴宿”である。
彼女は12地区に飛び地が存在する、”賢者の石の鉱脈”。
それと一体化することで、UGNの追跡も振り切る超空間通路を形成。
それを持って4年前の不可解な飛天セルの撤退を達成した。
GM:
その代償として、彼女の個我、肉体は蒸発。如何なる手法によってもサルベージ不可能と推察されている。
もしも、彼女がこの現実に完全に帰還した場合、超空間からのエネルギー飽和により莫大な被害が発生する。
GM:(Eロイス:虚実崩壊によって表現されます)
GM:
GM:以上! 大体今のすばるは、実体がゆっくり形成されるにつれて投影されだしている影のようなもの、と推察できます。
GM:大本をどうにかしないとどうしようもない、というわけですね。
槇真理:なんてこった……
新戸克由:蒐集は諦めた方が良さそうだな
GM:そして、PP4に達しましたので。STが三つ解放されます。
GM:・”六分儀”青浦・尤利について
GM:・”昴宿/すばる”について
GM:・青浦の目的について
GM:全て PP0/1、難易度8、技能UGN,裏社会、FH となります。
GM:これらは全て次のシーンより調査可能。
三井只人:うぉー。
柳原 多々羅:うぉー。
新戸克由:うぉー。
槇真理:うおー!!
GM:はい!では情報を受けてのロールあるなら行きましょうか~
GM:
GM:……君達は、12支部の資料を漁ったり、すばるからの聞き取り等から、上記の情報を得、共有しました。
すばる:「………とまあ、こんな感じなんだよ」仄かな苦みを笑みに載せて。
槇真理:「……大体わかった」
すばる:どことなく憂いを帯びた表情。
槇真理:「貴方も噂の飛天セルの量産体だったってことね。道理でなんとなく見覚えがあるわけだよ~」
槇真理:「それで、今はもう十分生きたっていうのも分かったよ」
槇真理:「お疲れ様」
槇真理:お茶を飲んでからニッコリと笑う。
すばる:「あはは、そう言われたのは初めてだなあ」
すばる:「顔が似てるのがいっぱいいる…いや、いた、からね。正直、UGNがきちんと扱ってくれるかはちょっと賭けかなあって思ってた」
槇真理:「まあ、UGNってハタチそこそこの子供に、遺産をまともに制御できない子供を押し付けるようなところもあるからね」
槇真理:「ちょっと信用できないのは私も分かっちゃう」
すばる:「ま、これでも色々裏事情とかは知ってるからね…」
槇真理:「けどまあ、この支部はきちんと扱ってくれる支部だよ。ラッキー!」
槇真理:「で、だけど」
槇真理:真剣な表情ですばるを見つめる。
槇真理:「それでもやっぱり死にたい?」
すばる:くすりと笑って、きみの視線を受け止める。
すばる:「分かってるでしょう、真理ちゃん」
槇真理:「ばれたか」
槇真理:口元を緩める。
すばる:「わたしはこれでも好きにやって好きに死んだ。ーーその後にさ、強引に汚すような真似はね」
槇真理:「オッケー、袖擦り合うもなんとやら。死人友《しんゆう》として、すばるちゃんの晩節は私が守る!」
槇真理:「具体的に言うとすばるちゃんの元カレを一緒にしばきに行きましょう! そうしましょう!」
すばる:「ありがとう、っていうべきかな……うーん」
すばる:「青浦くんとわたし、そう言う関係じゃあなかったんだよ…?」
槇真理:「えっ」
槇真理:「待って」
槇真理:「待ててててて……」
槇真理:「それ、それ、それ」
槇真理:《完全演技》解除
槇真理:「関係性じゃないですか……!」
すばる:「急に興奮しだしたね?それが素?」
槇真理:「恋人ではないけれども、それでも生きていてほしかったと願い、しがみついてしまう強い“感情”」
槇真理:大きく深呼吸をする。
槇真理:「待って。違うの。素とかそういうんじゃなくてこう、待って」
槇真理:「語彙力が死んでる……」
すばる:「真理ちゃんは愉快な子だなあ。妹とかセルにはいなかったタイプだ」
槇真理:「そう、ともかく、それだけ強く思ってくれている相手ならさ。あれだね」
槇真理:スゥーッ、ハァー
槇真理:「いや待ってほしいの。これは愉快とかそういうんじゃなくて、あれよ」
すばる:「うんうん」微笑みながら。
槇真理:「あれですよ。こう、駄目。そういう強い思いにはぶつかってあげなきゃ駄目だよ! 死ぬって決めてるならさ!」
槇真理:「つまり倒すんじゃなくて、サヨナラを言いに行くのが最優先だよ!」
すばる:「………そうかあ」
槇真理:「まあそんなにもこがれた女の子からさよなら食らったら死以上のダメージが入るんですけどね!」
すばる:「…言うなあ。でも、言わなきゃだよねえ」
槇真理:「そのとおり! この世はどうせクソみたいな地獄ですから! 生きるにしても死ぬにしてもきつい!」
すばる:「時間が無かった、とか。あれしかなかった、とか。それも、ただの言い訳かあ」
槇真理:「いいえ」
槇真理:「貴方は瞬間瞬間を必死に生きた。その道程に間違いはない。恥じるところもない」
槇真理:「私はUGNの人間ですが、仲間のために戦った貴方は正しいと思っています」
槇真理:「だから! 今度は!」
槇真理:椅子から立ち上がる!
すばる:目を見開く。
槇真理:「貴方が大切な人に、貴方はサヨナラを言いに行くのです! 貴方のために!」
すばる:「……ふふ」
すばる:「真理ちゃんは、良い子だね」
槇真理:「女の子はやりたいことやったもんがち! 大事だった男の子の心に己を刻んで逝きましょう!」
槇真理:「えっ!? い、良い子!?」
すばる:「うん。そうやって、目の前のひとを純粋に気遣って励ませるのは、良い子だよ」
槇真理:「かぁ~! うれっしいねえ~! そんなに褒めても私、彼氏一筋だからなあ~! ありがと!」
すばる:「ふふふ、どういたしまして」
GM:ふう、と彼女は息を吐くと。
すばる:「不躾かもしれないけれど。ねえ、真理ちゃん」
槇真理:「なんだいすばるちゃん?」
すばる:「貴方は、どうだったの?」
槇真理:「私ぃ~? えぇ~恥ずかしいなぁ……」
すばる:「無理になんて言わないよ」
槇真理:などと、顔を隠して頭を振った後、また顔を上げる。
槇真理:ひどく真面目な顔をしていた。
槇真理:「死にたくなかった」
槇真理:「こんなろくでもないままで終わる人生なんぞあってたまるか……って」
すばる:こちらも、真っ直ぐにきみに目を合わせて逸らさない。
槇真理:「私が二度目に、いや三度目に死のうとした時、そこまできてやっと光明が差したの」
槇真理:「一度目は人間として死ぬことから逃げ、二度目は否応なく殺され、三度目にやっと」
槇真理:「やっと、生きたいって思えた」
槇真理:「だから生きている。それだけよ、私は」
すばる:「………そっか」
すばる:「怒られちゃうかもしれないけど…それでも、って思えるものが貴方にはあるんだね」
槇真理:「いや、わかんないよ。すばるちゃんも三回目くらいの死を迎えたら、そういうのが見つかるかもよ?」
すばる:「ふふ、流石に3度目は無理かなあ」
すばる:「……多分、わたしと真理ちゃんの強さは違うんだろね」
槇真理:「……かもね」
すばる:「わたしは、いざと決まれば投げ捨てられる。それがどんなに大事でも」
すばる:「でも」
槇真理:「わたしは、そうと決めたらしがみつく。どんなに恥知らずでも」」
槇真理:「でも」
すばる:「貴方のそんな在り方が、わたしはなぜだか本当に好ましい」
槇真理:「貴方のそんなあり方が、わたしにとっては本当に眩しい」
すばる:「ふふ、うん。嬉しいな」
すばる:「わたしを今日、見つけたのが貴方で、良かった」
槇真理:「私も今日、貴方に出会えてよかったよ」
槇真理:「きっと遠からず離れ離れになるけれど、こんなに話題の合う友達は……きっと初めて」
すばる:「それは光栄。わたしも、生まれてから色々な子を見送ってきたけど。あなたほど自然に話せるひとは、初めて」
槇真理:「……いつか、どこか遠い場所で、また会おうね」
すばる:「それなら、空の星でも見て下さいな。そのうちどれかが、きっとわたし」悪戯っぽく笑う。
GM:---------------------------
GM:12支部 資料室
GM:
GM:君達二人は、12支部の資料をまとめたこの部屋で調べものをしていた。
GM:畳敷きに、古風な書棚があるかと思えば、その内には電子計算機が仕込まれてもいたりする。
三井只人:「えーっと。この資料はこっちか……?」
三井只人:バロールの魔眼。奇妙な隣人の意識を宿す竜の影に資料を積み重ねつつ調べ物をしている
柳原 多々羅:「一条くんじゃないな……さてはまた誰か使ったまま整理しなかったな、これ」
三井只人:「アナログデータ、残しやすいのはいいけど保管性が崩れるとほんと地獄だねぇ」
柳原 多々羅:ため息を小さくつきながら、資料を棚に戻す。別の資料を取り出す。
三井只人:一条、という人は存じ上げないが多分事務処理方なのだろう。この量を管理するのは大変そうだなー、とか思ってる
柳原 多々羅:「本当にね。じいちゃんとか、日記を墨に硯と筆で書いてたから、それよりはマシだろうけどさー」からからと笑いつつ
三井只人:「うわっ。聞くだけでやだ。整理整頓に解読まで加わるやつ」
三井只人:こっちも友人と話すときの軽い笑いを交えつつ
三井只人:「しかしまー、助っ人に来たら柳原さんに真理先輩とはね。その後、いかがです?元気してました?」
柳原 多々羅:「あっははは。でしょー?」
柳原 多々羅:「本当、僕も驚いたよ。まさか助っ人に三井くんがいるとはね」
三井只人:「まー、バイトのついでといいますか。第四支部とやらが医療系って聞いたので手伝ってたら駆り出されましてね~」
柳原 多々羅:「えっと、その後? ……うん、そうだね。変わらないよ。ちょっと部屋が狭くなって、日常が喧しくなったくらいさ」
三井只人:そういう事になった。多分。
三井只人:「おっ、いいですね。日常の満喫。真理先輩から……まぁ、こないだ一緒になって、その後の顛末は聞いてたんですけど…」
三井只人:「………同棲ってマジ話です?」ちょっと小声
柳原 多々羅:「…………考えてもみなよ、三井くんやい」
柳原 多々羅:こちらも小声
三井只人:「ほほう」小声。ちょっと真剣に耳を傾ける
柳原 多々羅:「元UGNの元FHの、元死人が蘇って現レネゲイドビーイング」
三井只人:資料は影絵の竜、センセイが重力制御で操作し始める。
柳原 多々羅:「……しかも僕の方は惚れた弱みまであるときた」
三井只人:「……改めて聞くと、なんじゃそりゃって盛り方ですね。属性が」
三井只人:「惚れた弱み。」わからんでもない。
柳原 多々羅:「……放り出したとして、帰る家が彼女にあるわけないじゃないか」
三井只人:「…………あぁ」なるほど
柳原 多々羅:「部屋の広さに余裕はあったし……まぁ、そういうことだよ」
三井只人:あのテンションでわかりにくいが、経歴だけ見ても充分。素直にUGNの寮なり(あるかは知らない)に一人暮らしというわけにも行かない
三井只人:「元FHだし、要保護観察……みたいなもんですか」ちょっと冗句を言う気分で
柳原 多々羅:「あはは。対外的にその文句が使えるのは、便利なところだよね。笑うところじゃないけどさ」
三井只人:「まっ、建前って大事大事。少なくとも大恋愛の末同棲してまーすよりこの野郎感は薄れますな」
柳原 多々羅:「……真理ちゃんならしれっと言いそうだ」
三井只人:「………あー。言いそう」
三井只人:「ぶっちゃけ僕、あの人の事、まぁ洗脳なりの影響で情緒不安定なのかなと思ってたんですけど」
三井只人:「割と素だなって気付き始めてます」
柳原 多々羅:「彼氏目線で言うならね、彼女は情緒不安定なんじゃなくて」
三井只人:「うん」彼氏目線のマウントに耐える姿勢。心の。
柳原 多々羅:「……自分から情緒に手をかけてきゃいきゃい叫びながら揺らしてるんだよ」
三井只人:「自分のメンタルをオモチャにしている……」
柳原 多々羅:「……それと、僕に対してどうのこうの言うけどさ」ニヤついた人懐っこい笑み
柳原 多々羅:「僕も知ってるんだよ。彼女ができたんでしょ? 大病院の御曹司」
三井只人:「?」素知らぬ微笑み。ちょっと口の端がピクピクしてる。
三井只人:「くっ、何処でソレを」
三井只人:声に若干笑い混じり
三井只人:そもそも目の前の相手の彼女が引き合わせた縁である。
柳原 多々羅:「真理ちゃん★」
三井只人:「ですよね~~~~~~~~~」
三井只人:パチィン。意味もなく指を鳴らす
柳原 多々羅:「どんな感じなのさ、ねぇねぇ」けらけら
三井只人:「いや~~~~~それはね~~~~~こっちにもプライベートがあるというか~~~~~」からから
三井只人:チラッチラッ。話したくて仕方ない顔。
柳原 多々羅:「おいおい。あんだけ僕に話させておいて、そりゃないだろうよ?」
三井只人:「おっとそりゃそうだ。これは借りを返さなくっちゃね」わざとらしく。若干食い気味
三井只人:「こないだの学校の行事の話なんですけど~……」ベラベラと口が回る。
柳原 多々羅:「ほうほう?」話を聞きながらも、資料をめくる手と目はとめない
三井只人:話しつつ、手元の資料を一通り改めた辺りのタイミングで。
三井只人:「んで……あぁ、そうだ柳原さん」
柳原 多々羅:「ん、なんだい?」
三井只人:資料の日付に目を落としながら
三井只人:「彼女持ちの先輩に聞きたいことが一つ合ってね。そろそろ、イベントとか目白押しの最近ですけども……」
三井只人:少し歯切れ悪く。軽薄に言いつつ、コレを言うタイミングを探してたかのように。
三井只人:「……………彼女のデートってどうやって誘ってる?」
柳原 多々羅:「……三井くん。僕が言うのも何だけどさ」
三井只人:真顔。
柳原 多々羅:「聞く相手が悪いとは思わないかい? こちとら自他共に認めるナンパ野郎だぞ?」
三井只人:「柳原さん。僕は良い日本語を知っている。」
三井只人:頷いて
三井只人:「……"枯れ木も山の賑わい"とか、なんとか。」
柳原 多々羅:「なるほど。まぁ僕が言えるのは……」
柳原 多々羅:「たまには、こうやってさ」三井の手をとり、軽く引いて。
三井只人:「ほう」くいっと引かれて
柳原 多々羅:「……お茶でもどうかな、雪ちゃん?」ぐいっと引き寄せた状態で。名前まで把握済み
柳原 多々羅:「なんてね。三井くん、こういうキザなことあんまりやらないでしょ?」手を離してけらけら
三井只人:「………………なるほどねぇ」笑う相手を見ながら、今の動作を自分がやった時を想像して。
三井只人:「うわっ……似合わね~!」
三井只人:目元を隠して天を仰ぐ。ちょっと恥ずかしくなった。
柳原 多々羅:「知 っ て た ★」
三井只人:「あ~!そういうタイプの人だったっけかそういえば!勝手に振り回されポジに入れてたわ~~!」
柳原 多々羅:「枯れ木も山のなんとやら、だよ三井くん? ほら、続き続き」着物の合せを軽くはためかせて直して
三井只人:「クッソ~~~柳原~~~!!」無意識に敬称が抜ける。完全に休み時間のノリになりつつある
三井只人:「それはそれとして続きは聞いておこうかな……何かの足しになるかもしれない……」
三井只人:「…………(あれ、僕何しに来たんだっけ)」若干冷静になりつつ。
新戸克由:「………………。」12支部 資料室──開かれた扉の前で。
新戸克由:資料を追加しに来た少年は、冷めた目で二人を眺めていた。
GM:---------------------
GM:シーンエンド!
GM:ミドル1 ロイス・購入
槇真理:ロイス変更!
死人友《しんゆう》:すばる ○P友情/N執着
新戸克由:ロイスは保留!何買おうかな
三井只人:ロイス 「友人 柳原 多々羅 ○Pちょっと先を行く同類/N柳原~~~~~~~~~」で取得
三井只人:購入はアームドスーツ狙おう。難易度15
三井只人:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 3[2,3] → 3 → 失敗
新戸克由:購入はブルゲ。
三井只人:ダメダメ!以上!
柳原 多々羅:ロイス 友人:三井只人 ○P面白い友人/隔意で取得
新戸克由:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[1,4,9] → 9 → 失敗
柳原 多々羅:購入はぼでまちゃれんじ
新戸克由:残念。以上だ
槇真理:あっ、買い物! UGNボディアーマー(任意のデザイン)!
三井只人:相当品の使い手…!
槇真理:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 1[1,1] → 1 → ファンブル
柳原 多々羅:1d10>=12
DoubleCross : (1D10>=12) → 1 → ファンブル
槇真理:デデドン
柳原 多々羅:ダイスが違う
柳原 多々羅:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗
柳原 多々羅:どのみち
槇真理:運命の二人だね(ハァト
柳原 多々羅:否定できない
GM:きみたちww
GM:じゃあ以上かな!
GM:ミドル2
GM:シーンPL 新戸克由
GM:全員登場可
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が5増加しました(侵蝕率:44>49)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+6(1d10>6)した(侵蝕率:52>58)
GM:このシーンは、先のシーンで一気に情報を出しましたので
GM:一度、共有したという体での色々お話するシーンです。
槇真理:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+4[4] → 51
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+6(1d10>6)した。(侵蝕率:52>58)
GM:------------------------
GM:一応、今振れるサブトピックを。
GM:・”六分儀”青浦・尤利について
・”昴宿/すばる”について
・青浦の目的について
全て PP0/1、難易度8、技能UGN,裏社会、FH となります。
GM:
GM:というわけで、振るなら振りたまえ!
槇真理:良いでしょう!
槇真理:ではすばるちゃんについて濃密に調べます!
槇真理:生き字引!
GM:OK!ハートレスメモリー分のボーナスもあげる。
槇真理:51→52
槇真理:6dx+2+5 意思
DoubleCross : (6R10+2+5[10]) → 9[4,6,6,9,9,9]+7 → 16
三井只人:じゃあこっちは青浦くん本人についていくかな。生き字引~
槇真理:あ~絆の音~!
GM:OK!成功だね。DPを+2、現在5!
三井只人:不安なのでレジェンドも載せておこう。精神+2
新戸克由:妖精スタンバイだ。
三井只人:三井只人の侵蝕率を+2した(侵蝕率:58>60)
柳原 多々羅:ノイマンのくせに生き字引ではなく火力に振った恥晒し
三井只人:三井只人の侵蝕率を+1した(侵蝕率:60>61)
三井只人:マイナーのレジェンドで60でダイスボーナス!7個プラス固定値2!
三井只人:7dx+2>=8 意志
DoubleCross : (7R10+2[10]>=8) → 10[3,4,5,6,8,8,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
三井只人:わかるわ~
GM:お強い。
三井只人:ロマゴ先輩の薫陶を受けた高校生は無敵
GM:成功、さっきはDP1点だったので、これでDP8点です!
柳原 多々羅:ついでに目的ちゃれんじ
柳原 多々羅:僕だってノイマンだ! いくぜぇぇぇぇ!
三井只人:いけ~~!
柳原 多々羅:4dx+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 8[5,5,5,8]+2 → 10 → 成功
三井只人:さすノイ
新戸克由:流石だな。
GM:つよいぜ。
GM:DPは9点!
新戸克由:じゃあ余ったしメインを開けてしまおうか…
GM:あっと
GM:MTはちょっとストップで!
新戸克由:おっと、失礼しました!待機!
GM:GMのミスなのでアレですが、次シーン以降でお願いします。
GM:では情報開示!
GM:・”昴宿/すばる”について
GM:
GM:シンドロームはエンジェルハイロゥ/エグザイル。
飛天セルにおける最初期量産体の一体。Noは8番。
強力な出力・展開性を有した個体であったが、一切の量産やコピーが行う事が出来ず。
データを取得後廃棄も検討されていたが、セルリーダーの意向により彼女の秘書のような役割を果たしていた。
GM:自身を分割し、それに”願うこと”で、叶えさせる能力を有しており、確率の異常変動が発生させる”特異点”のひとつ。
GM:(Dロイス:特異点)
GM:青浦尤利とは、最後の日まで傍にいた家族であり、友人でありーーまた、仄かな慕情もまた、あったのかもしれない。
GM:
GM:・青浦の目的について
GM:青浦による白昼夢事案ーー”賢者の石の鉱脈・飛び地”から人間たちの記憶、感情を送り込むことで、、
”昴宿/すばる”の生命を再構築すること。
GM:存在の証明とは、観測によってなされる。それすなわち、他者との関わりそのものであると言える。
関係の成果である感情、記憶を漂白・流出させることで、本来観測できなくなった彼女の存在を再度確立することが目的。
GM:その為、白昼夢事案を開始した2週間前より、現世へ”すばる”は影のように現れ出ている。
手段として、不完全適合させた賢者の石ーー愚者の黄金を、鉱脈と共鳴させることで強引に稼働させているため、
GM:青浦自身もそう長く持たないと思われる。
GM:
GM:・”六分儀”青浦・尤利について
GM:シンドロームとしてはブラックドッグ/ノイマン/ハヌマーン。
GM:嘗てFHセル”コメニウス”セルの”デイズアイ”に奴隷のように酷使されていたが、飛天セルリーダー”エデンズイースト”に保護される。
GM:その後、量産体ーー特にシリーズ化される前の個体、第八号”昴宿”よりレネゲイドコントロール訓練他を受け、
GM:彼は彼女に”すばる”という名前を与えた。
GM:
GM:彼にとって、そこは楽園であったと言えるだろう。4年前に、破綻が追い付くその日までは。
だから、彼は4年前から、全てを捨てて彼女を求めた。
GM:劣化品とはいえ賢者の石とサイバネを埋め込み、、武術、魔術。そして、レネゲイドのその果てまで。
GM:
GM:※以下戦闘データ他
GM:”オールド”の技法を収めており、それによる所持する刀剣の強化、攻撃を行う(マルチウェポンによる複数の白兵武器による攻撃)。
(また範囲攻撃でできる限り多くの敵を纏めて攻撃しようとします)
GM:(所持Dロイス:愚者の黄金。Eロイス:超越活性にて≪電磁反応装甲≫のlvが上昇しています)
GM:所持エフェクト:≪ハードワイヤード≫≪ライトカスタム≫≪メカニカルアクション≫他
GM:
GM:また、青浦尤利はジャーム化しています。
GM:
GM:以上。
GM:
GM:君達は資料室に在った飛天セルの内部資料をーー経緯はどうあれーー発見したりして、以上の情報を共有した。
槇真理:自分で淹れた抹茶をゆっくりと飲みながらため息をつく。
槇真理:「今から青浦をこれから青浦を殴りに行こうか」
新戸克由:ポケットに展開した《ポケットディメンジョン》へ、資料のまとめを放り込む。
槇真理:「私たちがUGNである以上。ジャームは殺すしか無いからね……」
柳原 多々羅:「むべなるかな。人斬りの本領発揮というわけだ」抹茶を一口
新戸克由:「”六分儀”の戦闘データを確認した限りでは、帰還の見込みはほぼないだろうな。」
三井只人:自分の分の抹茶をすする
槇真理:「それと、すばるちゃんを連れていきたいんだけど構わないでしょうか!」
三井只人:「………まぁ。症状としては末期ですか」
新戸克由:くい、と抹茶を呷り、苦みに顔を歪める。
すばる:静かに正座して黙しています。
柳原 多々羅:「……付いて行きたい? すばるちゃん」
三井只人:「そこらは本人の意志次第、ですかね」
すばる:「貴方がたが、お許しいただけるなら」
柳原 多々羅:「だってさ」
槇真理:「行こう!」
新戸克由:(……多分、もう一度別れを告げることになるだけだろうが。)
すばる:「……ありがとうございます」
槇真理:「バシッとサヨナラを言いに行くのです!」
柳原 多々羅:「さて、満場一致でいいかな?」
新戸克由:「複雑な所ではあるが、すばるさんも大変だな。」
槇真理:うむうむと納得したようにうなずく。
三井只人:「僕もまぁ、止めません。うん、身内の人が看取れるなら、その方が良いよね」
新戸克由:もうちょっと抹茶をすすりながら頷く。
槇真理:「ジャームは死ななきゃ駄目だけど、一人ぼっちで死ぬのは寂しいからね! これは間違いないよ!」
すばる:「ありがとう。…そうかな。死んだのに、迷い出られてる分、恵まれてるんじゃないかな」
柳原 多々羅:「そのあたりは、僕はノーコメントで。」
すばる:「ひとり、かあ。…うん。そうさせたのは、わたしだね」
槇真理:「そこはほら、すばるちゃんのカレピがめっちゃ頑張ったからね。ご褒美ご褒美」
すばる:「だから、そういうのじゃなかったんだよ」苦笑。
槇真理:「てへへ、そうだったか~」
槇真理:(きっと、もっと大切なものだよね)
新戸克由:「まあ…個人の意見か」「生者の都合で引っ張りだこでは、安らぎどころではないだろうしな。」
すばる:「墓なんて、生きてる人の為の道具だ、なんて母様は言ってたけどね…」
新戸克由:「まあ……そうだろうな。墓なんざ、酷い言い方をすれば誰かの死亡記念碑だ。」
三井只人:「まぁー………生きてる方も、死んでる相手と話せるなら、言いたいことの一つや二つあるだろうしねぇ」ずずー。
すばる:「母様みたいなこと言うね、新戸君は」
柳原 多々羅:「……。」黙って話を聞いている
槇真理:無言で多々羅の肩に手を置く。
新戸克由:「記念碑だからこそ必要なのさ。残された人が立ち上がる目印としてな」
柳原 多々羅:「……ん。なんだい? 真理ちゃん」
すばる:「生きていればね。色々なことができる。死ねば、少なくともこの現世とはお別れだ、って」
槇真理:「生きるぞ」
すばる:「ああ…分かる気がするな。面倒見てた子がいなくなった後、しばらくするとつい足が其処に行くんだよね」
柳原 多々羅:「……。……」
槇真理:「私たちはそれを選んだから。すばるちゃんを見送って、生きよう」
柳原 多々羅:「……そうだね」
新戸克由:「自分で言うのもアレだが、その母親とやらは中々ひねくれた物言いをするな……」
槇真理:にっこり笑って頭を撫でる。お姉ちゃん仕草である。
すばる:「まあ、真っ直ぐになり切れない人だったんだよ」苦笑。
新戸克由:「……すばるさんは、墓を作ってもらえたのか?」
すばる:「……どうなんだろう。死んだあとまでは、見てないからなあ」
すばる:「……そうして、記念碑にして、置いておいて。偶に、顔を見せてくれればよかったのに」
柳原 多々羅:「なにさ、もう」手を払い除けたりはせずに
新戸克由:「貴方が良ければだが、すばるさん。」
新戸克由:《ポケットディメンジョン》から、画用紙と色鉛筆を取り出す。
すばる:「?」
三井只人:「あぁ……写真だとうまく写らないかもだしねぇ」道具を見て察する
すばる:「えっと…?」
新戸克由:「こうして出くわしたのも何かの縁だ。良ければ、貴方の墓を一つ増やしておきたい。」
すばる:「………ふふふ。新戸君も中々カッコいいね」
すばる:「ええ、どうぞ。こんなわたしでよろしければ」
新戸克由:「……自画像をかいてもらった経験はあるか?」
すばる:「無い…と思う。勝手に母様とかが隠れてやってなければ…」
新戸克由:「誰も知らなければないのと同じさ」「一期一絵だ。ポーズはよく考えてくれよ?」
すばる:「あわわ…」その言に少し慌てて。
三井只人:「椅子とか使う?」ガッタガッタとそれっぽい道具を用意し始める。
すばる:「…うん、やっぱり自然体でいいかな。飾っても仕方ないしね」微笑んで。
すばる:「ありがとう。じゃあ、座らせてもらおうかな」
すばる:ぽすり、と年頃の少女と比べれば細く、小柄な身体を椅子に埋める。
新戸克由:「助かるよ三井さん。」自分も椅子に腰かけ。
三井只人:「はいどーぞ、お姫様っと」ついでに持ってきたクッションなども整備する。
すばる:「あら、ありがとうございます。紳士様」
新戸克由:「──下書き程度だが、少し時間を頂くとしよう。」 芸術:似顔絵で判定します!
GM:どうぞ!
新戸克由:2dx+1 オラーッ
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[5,6]+1 → 7
新戸克由:《妖精の手》。
三井只人:こ、ここで!
GM:いいの!?
三井只人:やれー!
新戸克由:俺は手加減ができないんでね。侵蝕53へ。
新戸克由:11+1dx
新戸克由:1dx+11
DoubleCross : (1R10+11[10]) → 7[7]+11 → 18
GM:良い出目!
新戸克由:──満足のいく出来だ。
三井只人:「ところですばるちゃん。似顔絵で身体が暇な間に、ちょっと聞いておきたいんだけどさ」
三井只人:構図の邪魔にならないように、横辺りにずれて。
すばる:「はい?なんでしょう。わたしで答えられることならば」
三井只人:「……………」少し、聞くか迷って。
すばる:「いいですよ」
三井只人:「ちょっとデリカシーの無いことをいうので、まず謝っておくけども」
三井只人:「死んだ人間の立場からみて、さ」
すばる:「はい」
三井只人:「生きてる人間から、例えば会いたいだの、逆に恨み言なりマイナスな感情なりをぶつけられるのって」
三井只人:「嬉しいと迷惑、どっちが多い?」
すばる:「そうですね…」天井を視線で見上げて。
三井只人:脳裏に浮かぶのは、定期的に参る墓。
すばる:「今、わたしは迷い出ているから色々思えますけれど」
三井只人:もう顔すらも朧気な父の名前を思い浮かべている。
三井只人:「うん」
すばる:「死んでる時には、何も考えることもなにも、できませんでした」
三井只人:「…………………」
すばる:「その上で、今のわたしとして言うのなら…」
三井只人:「うん」いつの間にか、緊張してる自分を自覚して「聞かせてくれ」
すばる:「嬉しいですよ」
三井只人:「ーーーー……」その言葉を受けて、自分の感情がどう動いたのか
三井只人:「嬉しい、かぁ」
すばる:「だって、わたしのことを。それだけ。大事に想ってくれているってことでしょう?」
三井只人:「まぁ……そうだねぇ。そうなるか。それもそうか」
すばる:「勿論、そろそろもういないんだから、目の前にある青い鳥を見つけて欲しい、とも思いますけどね?」
三井只人:「言われた側からすると、そんな事言われてもって話になりそうだなー」
すばる:「ああーーやっぱり。聞かれてることからはズレてしまうかもですけど」
三井只人:知らず強張ってた顔をほぐしながら
すばる:「どうか、幸せになってください。--不詳の、途中でいなくなった人間からは、それだけです」
三井只人:「いや、これは僕の質問が悪い気がするかもだけどね」
三井只人:……出会うことのなかった誰かに、幸せを祈られる。
三井只人:それに今度は、不意の苦笑を漏らしつつ
すばる:ふわりふわりと、空に舞う雪の華のように微笑んで。
三井只人:「ソレで言うなら心配ないかもね。僕は今、結構幸せな自覚があってさ」
三井只人:雪の華。うん、いい笑顔だ。と思った。
すばる:「それはよかった」
三井只人:「鳥は青というより白かったし、そこに至る道は所々極彩色だったけどね」
三井只人:「ただ、まぁ。こんな幸せな僕にもそれなりに凹む時期もあってさ」
すばる:静かに、君の言葉に耳を傾けている。
三井只人:「その時は……まぁ。さっきの話になるけど。墓って奴を綺麗にしたり、その代わりにちょっと恨み言をぶつけたりもしてたんだけどね」
三井只人:「すばるさんはさっき、墓があるかは知らないって言ってたけど…やっぱ、作ってもらったほうが良いと思うね」
すばる:「ええ、そうですね」
三井只人:「誰かの、人一人の命って重いからさ。何処か代わりに置いておけるのは、すげー楽だった」
すばる:「……そうですね。ああ、ひとつでだって重すぎるくらい」
三井只人:「ほんとにねぇ。自分のことでいっぱいいっぱいなのに、他人を背負うなんてとてもとても」
三井只人:冗談めかして肩を揺らして。
三井只人:「人間、おんぶにだっこじゃなくて、隣に立って手を繋げるぐらいが健全なのかもねぇ」
すばる:「……ええ。きっと、そうなんでしょうね」
三井只人:はー、と。普段はわざわざ言う機会のないことをここぞとばかりに吐き出すように。
すばる:「手を繋いだり、離したり。そうしてまた繋いだり、別のひとと繋いだりする」
すばる:「ええ……そう、それが一番なんでしょうね」
すばる:「……ふふ。別に背負わずに、捨てておいてくれてよかった、なんて。繰り言なんでしょうね」
三井只人:「そりゃ無理ってもんでしょ。捨てられるぐらいなら元々背負いやしないって」苦笑
三井只人:「………正直、君の顛末を聞いて」
三井只人:「そりゃ気にするだろうなって。若干、青浦くんとやらに同情が無いわけじゃなかったけどさ」
すばる:「……わたしの考えが浅かったんでしょうね…」苦笑
三井只人:「それはしょうがない。いつでも正解を選べれば苦労はしない」
三井只人:「でも、気付いたんなら治すことはできるしね」
三井只人:「………だから、まぁ。君が望むなら。背負いすぎてる肩の荷を下ろすぐらいは手伝ってやろうっていうモチベーションにはなったよ」
すばる:「……ありがとうございます、三井さん」ほわりと微笑む。
三井只人:「……………」その微笑みを見て。
三井只人:「なんか、女性に普通に感謝されるとびっくりする辺り、手遅れだなー、僕」
三井只人:周りに強い女性が多いから。
三井只人:重い空気を払うように、そんな冗談を飛ばす。
すばる:「ひどいなあ。そういうひとたちも、きっと感謝してますよ」
すばる:「ただ、照れくさかったりして言えなかったりしてるだけです」
三井只人:「…………そうだといいけどなぁ」言葉を裏腹に、顔は笑顔。
新戸克由:(美しい願いは、人を介するうちに大体歪んでしまうものだ。)
新戸克由:(そういう意味では。歪んだ拾い方しかできなかったのだろうな。”六分儀”も)
新戸克由:(誰かの願いを全部抱えていける『人』など……俺は人とは思えんがね)
新戸克由:一思いに──黒い鉛筆を幽体を繋ぐ首へと走らせた。
GM:----------------------------
GM:
槇真理:似顔絵で盛り上がる一行を眺めながら、柳原多々羅の頭を撫でる。
槇真理:白く、細い髪。
槇真理:自分よりも少しだけ小さな背中。
槇真理:妖精のように儚げに見えて、一部の隙もなく鍛え抜かれた肩。
槇真理:「……多々羅きゅん、ちょっとネガネガしてない?」
柳原 多々羅:「……」「……敵わないな、真理ちゃんには」
槇真理:「へへへ、逆転を許すのは二人の時間だけだぜぇ真理ちゃんは」
柳原 多々羅:「はいはい」呆れたような笑み
槇真理:「多々羅くんは、さ」
槇真理:「家族のこととか気にしてる?」
柳原 多々羅:「……どう答えれば良いのかな、それには」
槇真理:「なんだか、お墓の話の時にちょっと暗い顔だったんですもの」
柳原 多々羅:「……僕は、人斬りだよ」隠す時。うしろめたい時。ウソをつく時。彼は強めに人斬りを自称して話を切ろうとする。
槇真理:「人斬りも人だよ」
柳原 多々羅:「……」
槇真理:「泣いて良いし、大切な人には悩みをこぼして欲しい」
柳原 多々羅:「……。」小さく息を吐いてから「気にして、ないわけないさ。」テーブルに頬杖をついて、少し遠くを見るように
槇真理:「気にしない人なら、あの時、きっと泣いてくれなかったものね」
柳原 多々羅:「……けど、僕は人斬りだ。一方的に、理不尽に死を押し売りする側。……眠っているあの人達に、僕の顔を見せるわけにはいかないよ」
槇真理:「人に理不尽に死を押し売りしておいて、家族に再会を押し売りしないんですか?」
槇真理:「多々羅くんは育ちが良すぎますよ」
柳原 多々羅:「……そうかな?」
槇真理:「良い子にしすぎて……心が泣いてます」
柳原 多々羅:「心、ね」
槇真理:「刃の下に心です」
柳原 多々羅:「……僕は忍になった覚えはないんだけどなぁ?」
柳原 多々羅:「……ああ、うん。そうだな……真理ちゃん」少し温度の下がった抹茶を飲み干してから
槇真理:「忍んでるし、偲んでますよ。なんです?」
柳原 多々羅:「……僕が、家族と同門をほぼ全員斬り殺した、っていうのはもう、知ってるよね」
槇真理:からん、と氷がなる。
槇真理:「知ってますとも」
柳原 多々羅:「『ほぼ』、なんだよ」「一人……僕が人斬りになる前に、道場を出た。僕の父親は、多分まだ生きてる」
柳原 多々羅:「……だから、その、えっと」珍しく歯切れを悪くして
槇真理:「おっと、お義父さまが」
柳原 多々羅:「……もし見つかったら、一緒に会ってくれるかい? 多分、僕だけじゃ、会いに行けないとおもうから」
槇真理:「もっちろん! 一発ご挨拶決めてやらないといけませんからねぇ~!」
柳原 多々羅:「全く……調子のいい子だ」
槇真理:「こんな世の中だから、私くらいは笑ってないとね」
槇真理:「予行演習のために、まずはお墓参り、行きますか?」
柳原 多々羅:「……ハードルを上げるなぁ」
柳原 多々羅:「……いいよ。今度、行こうか」
槇真理:「親族へのご挨拶第一弾かぁ、気合い入れていかなきゃ。そのためにも……」
槇真理:「生きるぞ、多々羅くん」
柳原 多々羅:「……そう、だね」
柳原 多々羅:「お墓参りのときくらいは、そのテンションは抑えておきなよ、真理ちゃん」
槇真理:指をバッテンに交差させて自らの口の前に。
槇真理:少しだけ気恥ずかしそうな表情を浮かべた。
GM:------------------------------
GM:ミドル2 シーンエンド!
GM:ロイス・購入!
槇真理:まずは柳原多々羅をSロイスに指定します
槇真理:UGNボディアーマーを狙います
槇真理:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 7[3,7] → 7 → 失敗
柳原 多々羅:ロイスは保留 購入はぼでまちゃれんじ
槇真理:無念!
柳原 多々羅:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 4[4] → 4 → 失敗
柳原 多々羅:無念!
新戸克由:ろいす。すばるさんに。
三井只人:すばるさんに
新戸克由:〈このタイプに出くわすのは2回目だな。〉すばる:〇懐旧/蒐集欲 で取得!
新戸克由:購入はブルゲ!!!
三井只人:「残される側は大変だろうなぁ すばる ○P供養/N自己犠牲………」で取得
新戸克由:3dx>=20 ウラ窶買b
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 5[1,2,5] → 5 → 失敗
三井只人:アームドスーツ!
新戸克由:だめだめ!!!妖精スタンバイしていじょうです
三井只人:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 7[4,7,7] → 7 → 失敗
三井只人:だめだー!以上です!
新戸克由:妖精要るかい?
三井只人:ん、妖精ってシナリオ回数回だっけ…1回残ってるしまだ判定用に残してもらったほうが良いかな
三井只人:まだクライマックスではなかった…はず?なので?
新戸克由:そうだった。まだメインがあるな
三井只人:じゃあ以上で。
GM:
GM:---------------------------------
GM:
GM:マスターシーン
GM:登場不可
GM:--------------------------------
青浦尤利:ーーぼくが、彼女と出会ったのは。いまでも思い出せる。
青浦尤利:あの泥と土と、痛みに塗れたあの日々から、拾ってくれた”あの方”が、引き合わせてくれたのだ。
青浦尤利:そこは、広い庭園で。
青浦尤利:その灰と銀が混ざった髪、白抜けた肌、そしてーー
すばる:「きみが、リーダーが拾ってきたって言う男の子?よろしくね!」
青浦尤利:あの純真に、まっすぐに己だけを見つめるあの赤い瞳。
青浦尤利:きっと。
青浦尤利:この人は、自分を傷つけないのだと。
青浦尤利:ただ優しく、慈しむその手のひらに。
青浦尤利:そう感じた、あの日。
青浦尤利:自分の行く道は、既に決まっていたのだろう。
GM:
青浦尤利:ーー荒れ果てた庭園。
青浦尤利:もはや、なにもここには残っていない。
青浦尤利:「ーー迎えに行くよ、すばる」
青浦尤利:だってそれが。
青浦尤利:ぼくがきみにできる、たったひとつのことだから。
GM:----------------------
GM:
GM:マスターシーン終了!
GM:------------------------------
GM:ミドル3
GM:シーンPL 槇真理
GM:
GM:登場ダイスをどうぞ。
槇真理:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+10[10] → 61
GM:高い!
GM:-----------------------
GM:12地区 高台
GM:
GM:そこは、支部ーー七原鹿島神社からさほどは離れていない程度の高台だ。
GM:山地ゆえか、冬の寒さによるものか、空気も冷え澄んでいる。
すばる:遠く遠くを見つめるように。星明かりにその姿を映して。
槇真理:「すばるちゃ~ん!」
槇真理:ベンチに座りながら彼女を呼ぶ。
すばる:「なあに、真理ちゃん?」
槇真理:「呼んだだけ~!」
槇真理:「……ふふっ」
すばる:「ふふ。なにさ、もう」
槇真理:「こう、なんていうかさ」
すばる:「うん」
槇真理:「自分と似たような経歴の相手って中々居ないから、楽しかったんだ」
すばる:「まあ、中々死んだ経験があるって中々いないよ…」苦笑しながら。
槇真理:「だ~よね~……」
槇真理:「すばるちゃんさ」
すばる:「なんだい」
槇真理:「今からでも、生きたいって言ってくれない?」
すばる:苦笑して。
すばる:「わたしがそうしたら、色々大変…って、そんなことじゃないよね」
すばる:「出来ないーーううん」
すばる:「わたしは、そうしない」
槇真理:「……そっか」
槇真理:「できないならさ。まだ『もしかしたら奇跡が起きるかも知れない!』とか都合の良いことを言えたんだ」
槇真理:「けどさ、すばるちゃんはしないんだ」
槇真理:「だからやっぱり眩しくて
すばる:「うん」
槇真理:「この時間、終わりになるのが寂しいよ」
すばる:「そうだね。わたしもさみしい」
槇真理:「……」
すばる:「こうして、真理ちゃんとまた歩いて、色々なことを話して」
すばる:「柳原くんや三井君とも話したり、新戸くんのところに遊びに行ったりして…」
すばる:「それは、きっと楽しいんだろうって思うよ」
槇真理:「そうだよ、楽しいよ」
槇真理:「辛いこともいっぱいあるけど……楽しい」
すばる:微笑んで、きみを見つめている。
すばる:その名前のように、きらきらと灯を反射させて。半ば透き通りながら。
槇真理:「楽しいけど」
槇真理:顔を両手で覆う。
槇真理:「偶にね、何もかも壊したくなることがあるんだ」
槇真理:「まだ、世の中が理不尽で、すばるちゃんや昔の仲間達みたいなつらい思いをした人がたくさんいるって忘れられない」
すばる:「うん」静かに、ただ君の言葉を待つ。
槇真理:「理不尽に死んだ仲間が私だけじゃないのが、思ったより嬉しくなっちゃってたみたい」
槇真理:「ごめんね。ちゃんと吐き出して、またちゃんと、前に進むから」
すばる:「いいんだよ」
すばる:「足を止めても。振り返っても。そうして、回り道をしたりするのだって…きっと悪くないんだ」
槇真理:「貴方が私の選べなかった道の先でキラキラ輝いているなら」
槇真理:「私はこのろくでもない世界でもがくよ」
槇真理:「私はまだ、幸運にも終わってないって思っているから」
すばる:「ーーそっか」
すばる:「ああーーやっぱり。わたしが迷い出たのが、貴方の前でよかった」
すばる:安心したように。今までで、いちばん柔らかく笑って。
槇真理:「貴方の大切な人に、ちゃんと会いに行こうね。すばるちゃん」
槇真理:「それで、今の貴方を伝えて、刻んで」
すばる:「うん。四年も待たせちゃったからね」
槇真理:「貴方が彼の、最後に見る星になるといいよ」
槇真理:「きっとそれは、幸せだからさ」
すばる:その言葉に。少女は、澄んだ夜空に浮かぶ星のように微笑む。
すばる:そっと、きみの手に己の手を重ねる。
すばる:「わたしの未練を汲んで、生きたことを尊重してくれた貴方に。ほんの少しだけど、幸運がありますように」
すばる:細い指。夜気に冷えた感触。
槇真理:「……あっぶないなあ」
槇真理:重ねた手を握り返す。
すばる:こちらも握り返す。
槇真理:「私がイケメンだったら勝手にさらって逃げてたぜ」
すばる:「ふふ、それは王子さまが見れなくて残念」
槇真理:なんちゃって、とつけて子供っぽく笑ってみせた。
すばる:くすりと、此方は童顔に似合わない落ち着いた仕草で。
すばる:「サプライズだったけど、上手くいったかな?」
槇真理:「これ以上刻まれたら私が厄介な女にさせられちゃうってば」
すばる:「それはいけない。柳原くんに恨まれちゃう」
すばる:す、と。重ねた手のひらと指を慈しむようになぞって。
すばる:「ーー一回だけ。一回だけだけど、本物のおまじない」
槇真理:「?」
すばる:ゆっくりと、彼女の手がまた透き通っていく。
すばる:「もし、後押しが欲しいなら。そう”願って”」
槇真理:「……成程」
槇真理:「受け取ったよ。困った時は星に願うから」
すばる:「ええ。願いはきっと叶うんだよ」
GM:ーーNPCカード:”昴宿/すばる”を獲得しました。
GM:”天讒地譲”
シナリオ一回。判定直前に使用する。
判定ダイスを+5d、達成値を+10する。
槇真理:!?
槇真理:パワフル~!
すばる:「ふふ、うん。友達だっていうからには、手ぐらい握っておきたかったんだよね」
槇真理:「くっ、魔性の女だねすばるちゃん……! けど」
槇真理:「この手のぬくもり、忘れないから」
すばる:「うん、わたしも」
GM:二人の少女が笑みを交わすのを、天にある星だけが見つめて。
GM:透き通る光が、ただ照らしていた。
GM:--------------
GM:シーンエンド!
GM:ロイス購入!
槇真理:ロイス!
槇真理:もうとってる……
槇真理:購入!
槇真理:UGNボディアーマー(任意の女物)
槇真理:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 9[4,8,9] → 9 → 失敗
槇真理:財産点3を使う!
槇真理:成功!
GM:おめでと!
GM:------------------------------------
GM:ミドル4
GM:シーンPL:新戸克由
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が3増加しました(侵蝕率:53-→56)
GM:登場自由。登場される方はダイスどうぞ―
槇真理:61+1d10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+3[3] → 64
三井只人:三井只人の侵蝕率を+5(1d10-→5)した(侵蝕率:61-→66)
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+2(1d10-→2)した。(侵蝕率:58-→60)
GM:皆落ち着いてるなあ!
GM:-----------------------------------------
GM:では最後に残ったメイントピック!
GM:--------------------------------------------------------------
PP4/5
難易度7、技能:UGN,裏社会、FH、
最大達成値30
--------------------------------------------------------------
GM:振る方はどうぞだ
柳原 多々羅:振るだけ振ってみよう
GM:一応DPは今8点だぞ。
柳原 多々羅:4dx+2→=7 コネ:UGN幹部使用
DoubleCross : (4R10+2[10]→=7) → 10[1,1,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
三井只人:DP狙いで一応生き字引してみるかなぁ
GM:?!
三井只人:つよい。
新戸克由:すごいぜ
三井只人:さすノイ~~~
槇真理:最強ノイ~!
GM:マジかよ…。
GM:DPは10点に。
GM:他に振る人いるかい
槇真理:う~ん、今回はいいかなあ侵蝕も程々にしたいし!
GM:侵食上げておきたいとかそういうのでもいいぞ
槇真理:よし!
三井只人:100リミットしかないので特にいいかな!
槇真理:オリジンレジェンド!
三井只人:早い。
槇真理:64→66
槇真理:生き字引コンセ!
槇真理:66→69
GM:はーいどうぞ!
新戸克由:ククク……妖精の手は流石にもったいないのでパス……
槇真理:7dx8+2+2+5 意思
DoubleCross : (7R10+2+2+5[8]) → 10[5,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,3,7,9,10]+10[3,10]+5[5]+9 → 44
GM:???
三井只人:??
柳原 多々羅:???
槇真理:本気出した
GM:お、おう。文句なしに成功だぞ…
柳原 多々羅:この女……
GM:DPは12.ちょっと多過ぎないか。
槇真理:ハートレスメモリー補正が強い
GM:じゃあ最後の情報を開示します。
三井只人:このノイマン共目…
GM:PP5:
槇真理:いぇ~!
GM:青浦の現在地を捕捉した。12地区の山外れ。
GM:街に対して広域のレネゲイド干渉を為し得る地勢と設備がある場所。
GM:ーー飛天セル本拠、その跡地だ。
GM:
GM:クライマックスに突入可能となりました。
GM:
GM:--------------
GM:N市12支部 とある和室
GM:
GM:君達は、敵の居所を突き止めた。その為の準備も進めているが、それとて気を詰め過ぎるわけにもいかない。
GM:そうして休憩という体で、静かなこの部屋に通されたのであった。
新戸克由:「ふう……」まとめ上げた資料提供を終えて、ひと息をつく。
新戸克由:準備が整い次第跡地に向かう事になるだろう。今のうちに戦闘用の道具を整理しておくべきか──
新戸克由:《ポケットディメンジョン》ポケットからいくつか道具を取り出す。
新戸克由:『“B”LUCK』とロゴが書かれたガム。
新戸克由:予備の針を多めに入れている裁縫道具。
新戸克由:シャボン玉セット。
新戸克由:丹精込めて描いたすばるの絵も挟まれている画用紙。
三井只人:「おっ、店広げてるねぇ」
三井只人:コンコン、と壁をノックしながら声をかける。
三井只人:その手にはお皿に乗ったおにぎり。
新戸克由:「……!三井さんか。」
三井只人:「おつかれ新戸くん。これ、支部の人から差し入れ。腹を減っては~ってやつだね」
三井只人:「なんか作業中?邪魔しちゃったかな?」
新戸克由:「適当にこしらえるつもりだったが、手間が省けたな」
三井只人:整理中の道具を物珍しそうに眺めつつ近くのテーブルに皿を置く。
三井只人:ついでに自分の食べる分を取る。鮭。
三井只人:「どうにもね、ご飯は皆で食べるって方針らしい。ありがたいね」
新戸克由:「有事に備えて道具の整理をしていたところだ。始めたばかりだから気にしないでくれ」
新戸克由:「こちらもありがたく頂くとしよう。」たらこ。
三井只人:「そりゃ良かった。僕はあんま道具とか使わないからちょっと物珍しい………うわ美味」おにぎりを食べながら。
三井只人:「これ、全部有事に備えてってやつ?……シャボン玉も?」
新戸克由:軽く手を拭いてからかじる。うまい。
新戸克由:「ああ……俺の場合だと、オルクスの領域因子が枯渇していてな。」
新戸克由:「体内の領域因子を直接吹き込む媒体に最適なんだ。」
新戸克由:「……見てみるか?」
三井只人:「オルクス……領域とかってやつだっけ。なるほどね」
三井只人:「おっ、良いの?………いや、それ戦闘用なら僕、爆発とかしないよね?」
三井只人:冗談めかして。
新戸克由:「魔眼の運搬が主な用途だからそのまま吹き込めば大丈夫だろう。」
新戸克由:「多分。」
三井只人:「多分」真顔
新戸克由:ぱくり、とストローをくわえる。
センセイ:興味深げにみている
新戸克由:「ふぅー……」静かに吹き込まれた息は大きなシャボン玉となり、切り離され──
三井只人:「おぉ」
三井只人:懐かしいなぁ、としゃぼんの離れるさまを見て
新戸克由:──七色のアゲハ蝶(スワローテイル)にその姿を変え、静かに羽ばたき始めた。
三井只人:「…………おぉ?」びっくり。
新戸克由:「よし。こうなれば触らない限り大丈夫だ。」
センセイ:『なるほどなるほど。面白いものであるな』蝶の周りをグルグル。
新戸克由:くるくると指を回すと、それに合わせるかのようにアゲハ蝶は優雅に舞う。
センセイ:竜の形をとる魔眼である。厚みのないそれが後を追う
新戸克由:「……なんだ、そのヘビ?」変な魔眼に気づく!
センセイ:『ノゥ。ドラゴン!』
三井只人:「僕はセンセイって呼んでますね。聞いての通り自称・最強のドラゴンです」
センセイ:『事実である』
三井只人:「いわゆるレネゲイドビーイング?……ってやつらしいですね」
新戸克由:「ドラゴン……薄い奴もいるんだな」「RBなら、わからないこともないが」
新戸克由:「三井さんとも付き合いは長いのか?」二人の間を、アゲハ蝶とドラゴンが舞う。
三井只人:「結構長いね」
三井只人:「僕がオーヴァード始めた頃からの付き合いだから、まぁ。頼りになるよ」
新戸克由:「……なるほどな」「仲良くできているようならそれに越したことはないよ。」
三井只人:「うんうん、仲いいことはいいことだよねぇ」
三井只人:「そんでもって………そっちは結構、仲良くできなかった例を知ってたりする言い方?」
三井只人:「デリカシーがない事だったらごめんね」
新戸克由:「気遣いされてるな……まあ、良くある話さ。」
三井只人:「ふむ」聞く姿勢
新戸克由:「4年前に崩落戦がおきて。たくさんの死者が出た。」
新戸克由:「……俺の『先生』も、その一人だ。」
三井只人:「………………なるほど」
三井只人:4年前。覚えている。
三井只人:『災害』によって、医者である母もだいぶ忙しそうにしていた。
三井只人:「……どんな人だった?」
新戸克由:「明るい人だったよ。訳も分からないままチルドレンになった俺の教官になる!って言いだしてな。」
三井只人:「なんとまぁ。僕だったらだいぶ振り回されそうだな…」
新戸克由:「ここの夏祭りにも一緒に遊びに行った。」
新戸克由:「信じられないレベルで射的が上手くてな。店主が泣いてたよ。」
三井只人:「実戦レベルの人がやる射的、恐ろしいな……店主さんかわいそ」
新戸克由:「仲良くはできてたと思うよ。俺も本当に楽しかった。」
新戸克由:「崩落戦の時。撃退は何とか出来たが、『帰還』は難しかったらしい。」
三井只人:「………帰還」
新戸克由:「……動けるのは俺だけだった。」
三井只人:オーヴァードの帰還が意味することは、つまり。
三井只人:「あぁ………なるほどね」
新戸克由:「……景気の悪い話になってしまったな。すまない」
三井只人:帰れなくなったものがいる。それを見たものが目の前にいる。どちらが残ったのだといえば、その結果は見たとおりだろう
三井只人:「いや、いいよ。僕が聞いたようなもんだしね」
三井只人:「むしろ踏み込んで悪かったと謝るべきか……?カウンセリングの進路は諦めたほうが良さそうだなコレ……?」独り言のように首を傾げつつ
新戸克由:ぼんやりと飛んでいたアゲハ蝶が、シャボン玉セットに刺さったストローに近づき。
新戸克由:弾けて消えた。
センセイ:虹色のソレが弾けるところまでを追っていた
三井只人:そんな、精神の同居人の動きを目で追いながら。
新戸克由:「まあ。いい練習にはなったんじゃないか?」「失敗は一番経験になる。」
三井只人:「まずは成功体験で甘やかされたい………耳が痛い話だぁ」
三井只人:ため息を一つついてから。
三井只人:「新戸くんはさ」
新戸克由:「……?」
三井只人:脳裏に、今回であったあの子、そして彼女を想っているであろう何処かの誰かを思い浮かべて
三井只人:「死んだ人に会いたいと思ったこと、ある?」
三井只人:「あるいは話したいこと、かな」
新戸克由:「……」
三井只人:「………正直、自分でもどうかと思うんだけどね。この質問」
新戸克由:「……流石に思ったことはあるさ」「だから保管庫の管理人になったわけだしな。」
新戸克由:「今は……もういい、になるかな。」
三井只人:「ふむ」
新戸克由:「あんまり人に言うべきことでもないが……」
三井只人:「うん」言葉を待つ
新戸克由:「……」
新戸克由:「合わせる顔が。思いつかないのさ。」
三井只人:「くっ」吹き出す
三井只人:だいぶ不謹慎だが、それでも。
三井只人:「奇遇なことに」
三井只人:歯を見せる笑いで
三井只人:「僕もそう思う」
新戸克由:「──?」
三井只人:「いや、僕もね、父が僕を守って死んで。色々言いたいことが合ったし、墓参りの時なんて昔はすげぇ愚痴ってた覚えはあるんだけどさ」
新戸克由:「……三井さんも、か」
三井只人:「今、まぁこんな案件に関わって、もし死人と話せたらなんて考えても、不思議なことに」
三井只人:「良いかなぁってなるんだよな。……心の整理ってやつなのかね?これ」
三井只人:大げさに首を捻る。
新戸克由:「……いいんじゃないか、そういう向き合い方も。」
新戸克由:「少なくとも、俺よりは大分上等さ」
新戸克由:強がるように浮かべた笑みは、少しだけ幼く映った。
三井只人:「そうかね? まぁ、もしかしたら僕はこの通りお気楽なので、勝手に連帯感覚えて、癪に障ったらごめんなさいという他ないんだけど」
三井只人:両手を軽く上げて
三井只人:「多分、今回の青浦?とか言う人が一番引きずってるだろうし、こんな僕だから火に油を注ぐかも知れないけど、うん」
三井只人:「皆で協力して、頑張っていこうか」
三井只人:いけしゃあしゃあと。
三井只人:いつもどおりの笑顔で言った。
槇真理:「みんな~! お鍋作ってきたから食べようよ~!」
柳原 多々羅:「ほら、真理ちゃん。お鍋僕が持つから」
槇真理:「えへへ、じゃあ重いものは任せちゃおうかな~!」
槇真理:遠くから声が聞こえる。
槇真理:腹が減っては戦はできぬ。
槇真理:いつもどおり、戦おう。
槇真理:我らUGN、安寧なる明日を守るものなり。
GM:----------------------------
GM:シーンエンド!
GM:ロイス調達は雑談タブよ!
GM:
GM:----------------------
GM:ミドル5
GM:シーンPL 新戸克由
GM:真理ちゃんと新戸君のお話シーンです。
槇真理:登場ダイス!
槇真理:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+1(1d10-→1)した。(侵蝕率:60-→61)
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が6増加しました(侵蝕率:56-→62)
槇真理:69→77
三井只人:三井只人の侵蝕率を+3(1d10-→3)した(侵蝕率:66-→69)
GM:----------------------
槇真理:鍋や握り飯をそれぞれが食べて英気を養った後だ。
槇真理:偶然にも、槇真理と新戸克由は同じ部屋で二人きりになった。
槇真理:ふと、なにか思いついたような表情を浮かべた後、真理は彼に声をかける。
新戸克由:「…………」襲撃に備え、仮眠の準備をはじめている。
槇真理:「新戸くん、そういや私は一度はジャームになった女ですが、聞きたいこととかあったりします?」
新戸克由:「槇さんに対して……か?」
槇真理:「槇ちゃんで良いですよぉ~新戸くん!」
新戸克由:脳裏に過ぎる風見鳥の姿。
新戸克由:「じゃあ……槇ちゃん」(似たベクトルがあるな……)
新戸克由:「あんたのコードネームは、ローズマリーメアリーで合ってたか?」
槇真理:「よろしい。年上の言うことは素直に聞くものです」
槇真理:「そうですね、チルドレン時代はローズマリーメアリーでした」
槇真理:「今はローズマリーゴールドなのです。能力がほら」
槇真理:指先、足元、天井に一瞬で金色の珪素結晶で出来た造花が咲き誇る。
槇真理:「こんな感じなので」
新戸克由:「……」
槇真理:手首をスナップすると花は散って、すべて消える。
新戸克由:(『再構築』によるエフェクトの変質。といったところか)
新戸克由:「すまないな、少しごっちゃになってたらしい。」
槇真理:「生き返ったつもりでしたが、やっぱり完全に同質にはならないものです」
槇真理:「良いってことなのです。私は完璧な槇真理にはなれないのでしょうね、残念」
新戸克由:「ま、ジャームを完全再生する方法なんざ現状存在しないしな。」
新戸克由:「槇ちゃんがそれでいいと願うなら。俺からとやかく言う必要はない」
槇真理:「さいですか。もしかして何か言われるかなとビクビクしていたのですが、一安心ですね」
槇真理:「ところで私から一つ言いたいことがあります」
新戸克由:「……たぶん、最近絞られた経験もあるだろうしな」
新戸克由:「どうした?」眉を上げる。
槇真理:「死んだ人間はね。生きている人の顔を見たいものですよ」
槇真理:「私は師匠の目の前でジャームになって死んだ不肖の弟子で」
槇真理:「恋人の前で力及ばず死んで消えた困った女ですが」
槇真理:「人一倍死に慣れています」
新戸克由:「……聞いてたのか、あんた」
槇真理:「鍋を持ってきていただけですよ、お鍋」
槇真理:「だからまあおせっかいだと思って心の隅に止めておいてください」
槇真理:「私も、すばるちゃんも、生きている人間が笑っていれば」
槇真理:「ああ、この世界は私たちが見た残酷だけで作られているんじゃないだなって」
槇真理:「ちったぁマシな気分になれるってもんです」
新戸克由:「……とは言えな。先生が俺の面を見たいというなら、俺は初手から思いっきりミスしてるわけだ。」
槇真理:「ほう?」
新戸克由:「なんせ、見るための眼ごと頭を吹き飛ばしてしまったからな。」
新戸克由:いつの間にか。いくつかの魔眼が宙に浮いている。
槇真理:「……ふふっ」
新戸克由:蒐集:者(パーソン・コレクター)の余り物。炸裂用魔眼だ。
槇真理:「もう、そういうこと言えるなら、多々羅きゅんの感傷とは別物ですね」
槇真理:「お姉さんたっぷり安心しちゃいました」
新戸克由:「……そんなものか?」
槇真理:「なんていうか……新戸くんは見つめていますから。自分を見つめる自分を」
槇真理:「それでなお立ってるんだから、人間できてますよ。私が貴方くらいの時は逃げましたから、そういうのから」
新戸克由:「……ハ、そうなら嬉しいね。」
新戸克由:「槇ちゃんも色々あった結果資料を請求され『まくる』人気者になってるんだから、人生何があるかわからんな」
槇真理:「いやあ~生前とは比ぶべくもない人徳。生き返ってみるもんですよね」
新戸克由:「俺は正直、一回で沢山だがな」「投げるつもりはないから安心してくれ」
槇真理:「良い子だよ君は」
槇真理:「死ぬんじゃないよ」
槇真理:「堕ちても駄目だぞ。あれは死だ」
新戸克由:「……相変わらず、見てきたかのように言うんだな。」
槇真理:「恥も知らずに抜かすのさ。だって私は槇真理だもの。死んだもの。冷たい記憶は私のもの」
新戸克由:「……あんたに勝手に託された思いは、どう扱おうとあんたの勝手だ。」
新戸克由:「一緒に引きずって行くのも。立派な向き合い方さ」
槇真理:「さいですか……保管庫の主にそう言っていただけるなら自信がつきますね」
槇真理:「では、そんな貴方にお姉さんとしてプレゼント。支給品のボディアーマーです」
新戸克由:「蒐集(:)者としても気になってはいたからな……?」
槇真理:ポン、と渡す。普通のボディアーマーだ。
槇真理:「生きて帰りましょうね」
新戸克由:「……全員揃ってな」両手で受け取る。
GM:---------------------
GM:ミドル5-B
GM:------------------
GM:
GM:12地区 七原鹿島神社のある山中腹
GM:
GM:-----
柳原 多々羅:支部から少し歩いたところ。麓から見ると分かりづらいが、一箇所不自然に木が切り払われた空き地がある。
柳原 多々羅:遊具があるわけでもなく、景色が特別いいわけでもない。いつかの、どこかの酔狂な人間が切り開いた場所。あるのは、何度か修復の手が入ったとおぼしきベンチが1つ。
柳原 多々羅:刀を振るには十二分な広さのあるこの場所で、銀髪に黒い着流しの少年が、ふと構えを解いた。
柳原 多々羅:「……珍しいね、こんな場所に。お散歩かい、すばるちゃん」
すばる:「ありゃ…邪魔をするつもりはなかったんだけど」
すばる:「色々とね。見納めなら、きちんと見ておきたかったんだ」ふわりと笑いながら。
柳原 多々羅:「そうか、そうだね」
柳原 多々羅:「あぁ、そうだ……ねえすばるちゃん」
すばる:「なにかな?」
柳原 多々羅:「ちょっと、僕とお茶でもどうかな?」ベンチにおいてある水筒と、コップを指差して
すばる:「あら。彼女がいるのに他の女の子を誘うのはどうなの?」言い分とは裏腹に、悪戯っぽく笑いながらベンチに座る。
柳原 多々羅:「あはは。僕はただ友達をお茶に誘ってるだけだよ」その隣に座って。
すばる:「ふふ、調子が良いんだから」くすくす笑いつつ。
柳原 多々羅:「さて、すばるちゃん」水筒から麦茶をコップに一杯分注いでから
柳原 多々羅:「うっかり手に入れた、二度目の人生。楽しめてるかな?」
すばる:苦笑して。
すばる:「ええ、楽しんでいます。一回目でも、わたしは楽しんで生きて楽しんで終わったように」
柳原 多々羅:「ふふ。少し質問のたちがわるかったかな」
すばる:「いいですよ。迷い出た厄介者だし…実際、そう言うつもりじゃないのも分かるし」
柳原 多々羅:「なるほど、そりゃよかった」
柳原 多々羅:一口。麦茶を飲んでからコップを脇において
すばる:わずかに眦を下げて。
柳原 多々羅:「青浦くん、だったっけ」
すばる:「ええ」
柳原 多々羅:「彼のこと、どう思ってるのかな」
すばる:「……セルに、母様から連れ込まれたときは、なんだか野良猫みたいだなあって」
すばる:「こう、目もすっごい尖ってて。周り全てが敵なんだってそう言う感じで」くい、っと眼を指で吊り上げて。
すばる:「だからかな。放っておけなかったんです」
柳原 多々羅:「放っておけなかった。それだけ?」
すばる:「勉強を、レネゲイドの扱いも教えて。あなたがいるところは、そういう残酷さだけじゃないんだって」
すばる:「そうですよ?」大きく笑う。
すばる:「わたしは、幸せに生きて守られていたから。だから、不幸ですって顔されると、我慢ならなかったんです」
柳原 多々羅:「いい子だね。すばるちゃんは」
すばる:「そう。すぐになんて無理だとしても。”ああ、生きていてよかった”って。そう思える時が来てくれるって思ってる」
すばる:「……甘やかされてワガママ放題なだけですよー」苦笑。
柳原 多々羅:「……僕は人斬りだ。最期の言葉を届けてあげられる確証はない」麦茶をぐいっと飲み干してから。すっと目を鋭くして
柳原 多々羅:「もしも、それ以外の、あるいはそれ以上の気持ちがあるなら、僕は秘すべきじゃないと思う」
柳原 多々羅:「それがたとえ、誰かにとっての呪いであったとしても」
すばる:「ありがとうございます」
柳原 多々羅:「……僕はたまたま、真理ちゃんといういいクジを引けたけど」
柳原 多々羅:「経験上。奇跡とかいう物は、来る人と来ない人がいる」
すばる:「そうでしょうね。ええ、そう」胸に手を当てる。
すばる:「わたしが、自分の身を引換にしなければそう出来なかったみたいに。わたしたちは外れ籤」
すばる:「かれが、4年重ねて擲って、それでも影のわたししか呼べないように」
すばる:「でもね、柳原さん」
すばる:真っ直ぐにきみの瞳を見詰めて。
すばる:「奇跡が起きなかったからって、わたしたちがしたことが、なくなったりなんてしないんだ」
柳原 多々羅:「……ふふ」
柳原 多々羅:「本当に、いい子だ。もう数ヶ月出会うのが早かったら、僕も本気で声かけてたかもね」
すばる:「それだと真理ちゃんが寂しくなっちゃうからダメですー」
柳原 多々羅:「手厳しいなぁ」
すばる:「そりゃそうだよ。だって貴方、どこかで一歩引いてるから」
柳原 多々羅:「……そう見えるかい?」
すばる:「似たような子をどうにかした経験があるもので」にこりと。
すばる:「まあでも、それをどうにかするのは真理ちゃんの権利だから、わたしは手は出さないけど」
すばる:「でも、一言くらいはいいか。心して聞いてくださいな」
すばる:「ーーあなたが何をして、もしくは何かをできなかったとして。其れを悩んで悔いているなら」
すばる:「それに、罪を感じているなら」
すばる:「ここにいるわたしは、そうする貴方を赦します」
柳原 多々羅:「っ…………」
柳原 多々羅:「……」
柳原 多々羅:「……ダメだよ。すばるちゃん」
柳原 多々羅:「それは、ダメだ」
すばる:「そうですか。なら、取り下げましょう」
柳原 多々羅:「……僕は人斬りだ。君のような人間から、その言葉を受け取っていい奴じゃない」
すばる:「それを言うなら、わたしは赦し与えるのがお仕事ですので」
柳原 多々羅:「困ったお仕事だ」
すばる:「ま、ちょっとキツめでごめんなさい。でも、ここにわたしは言の葉を預けましょう。きっとあなたは、いずれ幸せになります」
柳原 多々羅:「……そうかな」
すばる:それは、願いと祈りの言葉だ。
すばる:「そうですよ。だって貴方の隣にいる真理ちゃんは、」
すばる:「あんなに楽しそうで、幸せそうですから」
柳原 多々羅:「……そばにいるのが僕じゃなくても、彼女はきっと笑えるよ」
すばる:「それはあの子を美化し過ぎですよ」
すばる:「そして、貴方自身を卑下し過ぎです。あの子があんなに心の底から安心してるのは、貴方の隣」
すばる:「死人(にたもの)同士の、直観です」
柳原 多々羅:「……なるほど、それは、僕には敵わないな」くすり、と笑って
柳原 多々羅:「じゃあ、最後に、すばるちゃん」
すばる:「はい、なんでしょう」
柳原 多々羅:「人斬りとして、言っておくよ」「彼に会った時の言葉は、ちゃんと考えておいてね」
柳原 多々羅:「言葉を待てるほど、僕の剣は遅くできない」
すばる:「ええ。ちゃんと、考えておきます。……ふふ」
すばる:「わたし、本当に恵まれてる」
柳原 多々羅:「さて……そろそろ戻ろうか。すばるちゃん?」水筒とコップを懐に仕舞ってから、立ち上がり手を差し伸べる
すばる:「はい、真理ちゃんをあまりヤキモキさせたくないですしね?」重ならない透き通る手を伸ばして。
GM:そうして灰と銀のふたりは、重なっているようで重ならないまま戻りゆく。
GM:---------------------------
GM:
GM:
GM:ミドル5-C
GM:
GM:--------------------------
GM:
GM:12支部の、和風建築の縁側。日向もちょうどよく入る、長閑なところ。
GM:ここに、君はやってきていました。
GM:料理やその後片付けやらの手伝いを買って出て、少し疲れたところには酷く魅力的なロケーションです。
三井只人:そして魅力的なロケーションには弱い男子高校生だ。
三井只人:マンション暮らしで和風建築の縁側というものにはとんと縁がないので、板張りの床に腰を落ち着けることにした。
三井只人:季節的には少し冷たい。縁側から和風な庭を見つつ、ひんやりとした温度を感じる。
三井只人:不思議と、この景色を見ていると先程まで感じていた人気というものを遠くに感じ、そのまま身体を倒して寝そべって天井を見た。
三井只人:「……………はぁー」
三井只人:白く吐いた溜息は、思いの外軽い。
すばる:「あら。三井さん、外が見えるところで寝てると風邪を引いちゃいますよ」
すばる:そんなところに、涼やかな声がひとつ。
すばる:「お疲れなら、寝具もある部屋もあったみたいですよ?」
三井只人:「おや」
三井只人:寝転がったまま、目だけで姿を探そうとして……流石に行儀が悪いので起き上がる
三井只人:「や、眠るつもりはなかったよ。ほんとほんと」
すばる:「そう?大分お寛ぎだったみたいだけれど」
三井只人:「和風建築は縁が薄いので、堪能しておこうかと」
三井只人:「そっちは……散歩の帰り?」
すばる:くすりと笑いながら、君の傍に腰を下ろす。
すばる:「そうですね。少々お茶を嗜みまして」
三井只人:「それはそれは。風流で何よりですね」
三井只人:「生憎とこちらはもてなしの用意がなくて申し訳ない」
三井只人:ひらひら、と両手を振る
すばる:「もう!もう少し乗ってくれてもいいのに」
三井只人:「あはは」
すばる:不満げにぷくっと頬を膨らませる。
三井只人:隣のその横顔を見ている。
すばる:その視線にふわりと笑みを返す。
三井只人:華のような笑顔、というのだろう。
三井只人:冬の静かな、あるいはゆっくりと春の訪れを思わせるような。
三井只人:ゆったりと心に染み渡るような、そんな仕草だ
すばる:「あら。そんなに見詰められると照れてしまいます」
三井只人:「おや失礼。褒め言葉を探してたもので。慣れないことはするもんじゃないね」
すばる:「そうです?それにしてはどこか経験を感じますけれど?」
三井只人:「えっちらおっちら、なんとか稼いだ経験値ですよ。柳原の経験値にはとても及ばないねぇ」
三井只人:肩をすくませて。
すばる:「経験もそうですけれど、三井さんにはそういうことにも怖じないセンスがありそうですね」ちょっとにやにや。
すばる:「さぞかし、一度褒めるとなると相手の方は随分褒め殺しにされてる気持ちになったでしょう」
三井只人:「センスねぇ……どうかな?どう思う?って聞いても仕方ないなこれ。実際に口説くわけにもいかんし」
すばる:「あら、別に構いませんよ?」
三井只人:「殺せてるかねぇ。こっちはいっぱいいっぱいなんだがねぇ」
三井只人:冗句か本気か、そんな事を言う顔を見ながら
すばる:「一杯一杯でも…いやむしろ、そうした全力で真っ直ぐ行かれるからこそ、とも言いますし」
すばる:「落とせるかどうかは別の話ですからね」
三井只人:「なるほど」真顔で頷いて
三井只人:「…………タチ悪ぃ~~~~~~~~~」一気に表情を崩して
三井只人:「すばるさんこそその手練手管、随分と生殺してきたようで」
すばる:「ふふ、男性とは仕事上のお付き合いくらいしかないのですけどね」
三井只人:「そりゃ勿体ない。第2の生では其の辺、追い求めてみようと思ったりはしない?」
すばる:「ふふ、その手には乗りませんよ?」
三井只人:「ありゃ。頑張ったんだけどなー」
三井只人:「やっぱもう、誰か言ってたか」
すばる:「ええ、真理ちゃんが」
三井只人:「あー、だいたい予想通りだ」そこまで踏み込むだろうな、という意味で
すばる:「女性の前で、別の女性を褒めるようなことは止めた方がいいですよ?」悪戯っぽく。
すばる:「親しい方は、やきもちを焼いてしまうでしょうから」人差し指を唇に当てながらそう言う。
三井只人:その仕草に、こういうタイプはほんと勝てねぇなぁ~と思いながら
三井只人:「まっ、そうですね。心にも無いことを言うより、言うべき褒め言葉でも考えておきますか」
三井只人:「いやね、コレでも医者を目指してる人間でさ」
すばる:「そうそう。三井さんなら、そういう真心、誠心をこそ、と思います。…ご立派ですねえ」
三井只人:「生きたい、と思ってる人は手助けするつもりでさ」
三井只人:「でも、もう十分生きた……と思ってる人への対応、僕まだわかんないんですよねぇ」
すばる:微笑んだまま。
すばる:「そんなにすぐ分かるほど、人間というものが浅くないんだと嬉しく思っておきましょう」
すばる:「まあ、わたしなら。いいんですよ?勝手に満足して、勝手にいなくなるだけですからね」
三井只人:「………すばるさんの……飛天セル?だっけ。それってさぁ」
三井只人:「皆、こう、すばるさんみたいな感じなのかな」
三井只人:「『私はやるだけやって満足なので大丈夫です』、みたいな感じ」
すばる:「………どうでしょう、うーん…」腕を組んで。
すばる:「……うーむ。エージェントとかは殆ど参考にならないので除くとして」
三井只人:「うんうん」
すばる:「わたしたち量産体と、母様…リーダーはまあそういうとこありますね」
すばる:「”為せることを為しきった”なら、それで良い、それが結果だ、って思うようなとこ」
三井只人:「…………………」大体似ている、という意味の言葉を受けて。
三井只人:「そっかぁ…………」
三井只人:はぁ、と息をついた
すばる:「えーと……何かしちゃいました?」
三井只人:「いや、何もしてない。コレについてはほんと僕が悪い。っていうか、コレ言っちゃうとただの悪口なんだけど……」
すばる:「いえ、遠慮せずどうぞ」
三井只人:「仮に。すばるさん、あるいはその……量産体?姉妹?の生きてる人達が居たとして……」
三井只人:「下手に親密に……惚れたりした人って、ホント大変そうだよなぁとか思っただけ」
すばる:「………えっ」
すばる:「え、え。そ、そこまで言われるほどなんです?!」
すばる:本気でびっくりした表情と声。
三井只人:「えぇ~~~~ほら自覚無い~~~~~」
三井只人:うだーと床に倒れながら
すばる:「え、えええ…?みんなよりきちんとしてるつもりなのにな…?」
三井只人:「こえ~……女子こえ~~~……」
三井只人:「いや、だって、アレじゃん!」
三井只人:「仮に自分が入れ込んでる相手が、こう、「私がやるべきことだから」って突っ走っていくの、超怖くない……!?」
すばる:「え、いやだってその人がやるしかないんなら寧ろ手伝って、それでもダメなら上手く引き継いでいくべきでは…!?」
三井只人:「そうだけど……やるしか無いことは、まぁ、やるしか無いんだけど……!」
すばる:「い、いや言いたいことは分かりますよ!」
三井只人:「その時に、手伝うのはいいんだけど、自分から「手伝って」って言える……?」
すばる:「………いや、まあ、その。わたししか出来なかったですし、そもそも…その…あっちも大変そうなので…」目を逸らす。
三井只人:「そ、そらみろーーーー!!!」悲鳴
すばる:「し、仕方ないじゃないですかー!」
すばる:「時間も機材も何もかも足りなかったんですからぁ…!わたし悪く…いや悪いとこあったけど頑張りましたもん!」
三井只人:「自分だと手伝うっていうくせに、手伝って貰う立場だと「あ、忙しそう」「手を取らせるなんて悪いな」って思って一人で突っ走るタイプじゃんー!」
すばる:「そ、そんなことは…」
三井只人:「前科が……あるのでは……?」
すばる:「…あ、あれは仕方のない犠牲…コラテラルダメージというやつだから…」
すばる:「緊急避難!緊急避難ですよ!」
三井只人:「半々にしてぇ~……なんとかして半々で重症受けながら生き延びてぇ~……!」
三井只人:「…………さて、すばるさんをいじめるのはこの辺りにして」
三井只人:床に倒れてうだうだしてる状態から起き上がり。
すばる:「うう…きずものにされました…」
すばる:起き上がった三井君を見上げる。
三井只人:「そのきずものなすばるさんより、傷を負った青浦某がちょっと可哀想になってきたよ…?というと、またさっきの流れになるので一旦切って」手刀を上から下へ。
すばる:「はい」真面目な顔に。
三井只人:「青浦某……は、自分でいうだろうし。それじゃあえっと……」
三井只人:「こう、生前の知己にでも偶然あった時。何か伝えてほしい言葉とか、ある?」
すばる:目を閉じて。
三井只人:特に気負風でもなく。
すばる:「ーーそうですね。ああ、もしも伝えられるなら」
すばる:「貴方たちの4年間が、どうであっても。どんな結果になったとしても」
すばる:「わたしは貴方達を助けたことを、誇っていますと。それだけ」
三井只人:「……………うん、わかった」
三井只人:一言一句、漏らさないようにして。
三井只人:「いつか、君の知り合いに出会った時。あるいは、君達のお墓を作るか、見つけでもした時に伝えるよ」
三井只人:「………案外、近くにいるかもだしね」
三井只人:ははっ、と白い息を吐いて、笑った。
すばる:「ふふ、もしかしたら三井さんの同級生かもしれないですね」
すばる:こちらも、透き通った身のまま、雪のような髪を揺らして笑った。
三井只人:「かもねぇ……こんど、学校で探してみるよ」
三井只人:「……ま、女子をジロジロ見ると怒られるから、気長にね」
すばる:「ええ、もしいて、仲良くなれそうなら。是非ともお付き合いくださいな」
すばる:「なにせ、わたしの妹ですから」胸を張って、誇らしげに。
GM:-------------------------------
GM:シーンエンド!
GM:
GM:ロイス・購入ラストチャンス!
GM:
槇真理:まずは三井くんに!
新戸克由:ろいす!ロマゴ!
槇真理:ン我が弟子よ……相変わらず鋭い生き字引よ!:三井只人 ○P信頼/N隔意
槇真理:実質未亡人:新戸克由 ○P庇護/N劣等感
新戸克由:〈瓶詰めされてたあんたは……見せない方がいいな〉槇真理:〇感服/食傷で取得!
新戸克由:購入!恩には恩で!アルティメイド服!
新戸克由:4dx>=20 侵蝕ボーナス付き!
DoubleCross : (4R10[10]>=20) → 7[2,4,7,7] → 7 → 失敗
新戸克由:やるか。〈妖精の手〉。
柳原 多々羅:ろいす! すばるちゃん!
新戸克由:1dx+10 オラーッ!!!!!
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 7[7]+10 → 17
槇真理:!?
新戸克由:ようかいいちたりない 以上です
GM:かなしい
新戸克由:侵蝕66!
柳原 多々羅:すばる ○感服/劣等感
柳原 多々羅:購入はぼでまちゃれんじ
柳原 多々羅:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[7,9] → 9 → 失敗
柳原 多々羅:はい
GM:哀しい
三井只人:すばるさんのN感情を「自己犠牲………」から「こえぇ~~~」に変更。
GM:怖がられてる!!
三井只人:怖い女~~~!!
三井只人:柳原くん用のぼでま狙おう
三井只人:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[2,6,10]+10[10]+4[4] → 24 → 成功
槇真理:多々羅きゅんのボデまは私も狙う
三井只人:?
三井只人:買えたわ
槇真理:あっ、もう購入やってたんだ俺
GM:強い
柳原 多々羅:またこのノイマン2回転させてり
槇真理:関係性じゃん!
三井只人:じゃあノイマンからノイマンへ。装甲8の服をどうぞ
柳原 多々羅:わぁい!
三井只人:調達技能もなにもないのに何だこの回転。
三井只人:12支部なのでいい感じのバトル装束があったんでしょう
三井只人:以上です。
GM:わあい!
GM:---------------------------------
GM:クライマックス
GM:全員登場
GM:
槇真理:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+4[4] → 81
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+5(1d10>5)した。(侵蝕率:61>66)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+8(1d10>8)した(侵蝕率:69>77)
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が9増加しました(侵蝕率:66>75)
GM:------------------------------------
GM:山の外れ。人の手も、かつては入っていたのだろうが、今はないのだと分かる荒れ具合。
GM:そこに、かつてとあるセルがあったところ。
GM:今は、その多くが既に隠蔽処理で既に山肌の様にしか見えない。
GM:だから、だろうか。
GM:その風景は、酷く異様にさえ映るだろう。
青浦尤利:「ーーここには招いていない連中も上がってきたか」冷たい声が、整えられた庭園から響く。
青浦尤利:「去れ。入る前なら、目にした無礼も見なかったことにしよう」
槇真理:「貴方が青浦さんですね……!」
青浦尤利:目を細めて。
青浦尤利:「そうだが。ぼくが青浦尤利だ」不愛想な声。
槇真理:「私は槇真理、すばるちゃんの死人友《しんゆう》です!」
青浦尤利:「…………彼女とお前が会ったことはなかっただろう」どことなくイラッとした声。
槇真理:「ええ、最近出会ったばかりですからね。けど、彼女とは深く分かり合いました──同じ死を味わった仲間としてね」
青浦尤利:「……なるほど。お前が”ローズマリーゴールド”か」
槇真理:「そのとおり。知っていますか青浦さん? 死ぬのは中々、辛いものでしてね」
青浦尤利:「だろうな」
槇真理:「このクソみてーな世の中で生き続けることの次くらいにくる苦行なんですよ」
青浦尤利:「ふん…お前は気に入らんが。その言葉はよくわかる」
槇真理:「貴方は一番の苦行を、すばるちゃんの意思を無視して課した。それについて、なにか言うことはありますか?」
青浦尤利:「ぼくの無力をこそ憎み、悔いるだけだ」
青浦尤利:「ああそうだーーあんな連中なぞよりも。”変成王”やら、”黒欧泊”なんぞより、彼女が生きるべきだった」
槇真理:青浦の言葉に深くうなずく。
新戸克由:「これから無礼講を始めるんだ、“六分儀”。貴重品はちゃんと置いてきたか?」
新戸克由:「アポも無しに悪いとは思うがな。」左手に炸裂用魔眼を展開する。
柳原 多々羅:からん、ころん。
柳原 多々羅:「御機嫌よう、青浦君」彼女と似た彩の銀髪。黒い着流しに帯刀した姿で、下駄を鳴らして
青浦尤利:「貴重品なぞ、ぼくには”ここ”と彼女だけだ…ああ。よく来る日だな」
柳原 多々羅:「さて──君に対する説教と弾劾は僕の仕事じゃないから、一つだけ、名乗っておこうか」
柳原 多々羅:「柳原一刀流破門。UGNチルドレン“一刀鬼神” 柳原多々羅」
柳原 多々羅:「君と、君が大切にしている彼女。二人を斬り殺しに来た、人斬りの名前だ」
青浦尤利:「はは。第九…今は12か?連中らしい名乗りだ」
新戸克由:「……ハ。良く自分が見えている様じゃないか。」右手で“B”LUCK”ガムの包み紙を破き、黒い糖衣に包まれた欠片を取り出す。
青浦尤利:「そうか。お前らなんぞどうでもよかったが…お前の死体を突き返してやるのも胸が空きそうだ」
三井只人:「物騒なことを言うねぇ」
三井只人:特に奇をてらうでもなく、口を挟む
青浦尤利:じろりと視線がそちらを。
三井只人:「やあこんにちは。僕は三井只人。前の皆みたいな口上は無くて悪いね。そういうのは荷が重い」
三井只人:肩をすくめる。
三井只人:手にしたのはせいぜい剣程度。ふらっと散歩にでも現れたような自然体。
青浦尤利:「なら何を言いに来た?先の通り、去れば見逃してやるさ」
三井只人:言葉と裏腹に、背負うものを感じさせない程度に軽薄に。
三井只人:「そうしたいのはやまやまなんだけど……ってのは嘘で。君の方は貴重品が少ないと言いつつ、随分と重そうじゃないか」
青浦尤利:「当たり前だろう」
青浦尤利:「ここまでやって、ようやく糸口を掴めた。ここからだ」
青浦尤利:「ここから、取り戻す」
三井只人:「誰かの命を背負い続けるその姿勢に感服するよ。僕にはとても出来ないことだしね」
三井只人:「ただまぁ」
三井只人:「とても見ちゃいられない」
三井只人:「何を言いにきたというなら、余計なことを言いきたのさ。生憎研修未満の素人判断だけどね」
三井只人:「ここから、じゃあない」
三井只人:「『君はここまで』《ドクターストップ》だよ。青浦尤利」
青浦尤利:「見て欲しいだなぞと頼んだつもりもない…が。ハッ」
青浦尤利:「気に入らない面だ。自分がどうにかできると信じている眼だ」
青浦尤利:「やってみろ…!」歯を見せるギラついた表情で。
三井只人:「まずは一つ訂正からだ。僕はそんな大したものじゃない」
三井只人:指差して
三井只人:「だから、『自分が』じゃない」
三井只人:「『自分たち』でどうにかするのさ」
新戸克由:取り出したガム──“ブラックダイアモンドの欠片”に魔眼を浸透させ、指で押し潰す。
新戸克由:〈ブラックダイアモンド〉使用。
新戸克由:風のざわめきが、命のさえずりが、静まっていく。
GM:風に揺れる木の葉が、枝が、その動きを風と共に止める。…いや、止められる。
青浦尤利:「無粋な」
新戸克由:「──前に進めないアンタには相応しい死に場所だろ。」
青浦尤利:「は。言うな…まあ、だが悪くない」
青浦尤利:「ここは傷もつけたくなかったからな」腰から、杖を抜く。
新戸克由:「名乗り忘れたな。蒐集(:)者(コレクター)、新戸克由だ」
新戸克由:「アンタの足掻きを終わらせに来た」
青浦尤利:もはや答えず、杖をゆるりと持ちあげる。
槇真理:「ちょぉっと待った~!」
槇真理:「貴方に言いたいことがあるのは私たち四人だけじゃない!」
槇真理:「ねぇ、すばるちゃん!」
槇真理:「貴方を──刻む時なのです!」
すばる:「ありがとう、真理ちゃん」す、と。静かに前に出る。
青浦尤利:「……すばる」
すばる:「久し振りだね、青浦君」
槇真理:腕を組んで静かに深くうなずく。
青浦尤利:その声に、ずっとずっと聴きたかった声に、身体が震える。
すばる:「色々言いたいことも、聞きたいこともあったんだ。どうしてこんな危ないことしてるの、とかね」
すばる:「うん。でも」
すばる:「顔を見たら、どうでもよくなっちゃった。…生きててくれてたんだなあって、そう思って」
青浦尤利:「すばる、ぼくは……」
青浦尤利:「きみが。きみが、いなくなったあの日から。ずっと…ずっと君に会いたかった」
すばる:静かに聞き入れながら。
青浦尤利:「ああーーこれで本当に大丈夫なのか。これが実を結ぶのか。一目でも見ないことには死ねなかった」
すばる:「うん」
青浦尤利:「見ていてくれ。ここから…君を取り戻す。君も、街を歩ける。食事ができる。この町の外にだって出られるんだ」
すばる:「ーーいいよ。わたしはね、ひとりで歩きたいわけじゃないから」
すばる:「キミと一緒に、行って見たかったけれど」
すばる:すう、と息を吸い込んで。
すばる:「ありがとう。わたしのために、其処までしてくれて」
すばる:あの日。4年前に言えなかった、感謝の言葉を伝えて。
新戸克由:(……だから、死者に合わせる顔は思い付けないんだ。)
新戸克由:(眩しくなりすぎるからな)
青浦尤利:「…ああ。君はそういうひとだ。どこまで行っても誰かに与えようとする人だ」
青浦尤利:「だから」
青浦尤利:「ぼくは、きみをこの白昼の夢から解放しよう。それが、ぼくが君に出来る最後のことだ」
青浦尤利:静かな言葉。
青浦尤利:其れと共に、ぞわりと…きみたちの背を、撫で上げる何かがある。
青浦尤利:Eロイス:≪堕落の誘い≫。
青浦尤利:衝動判定です。
槇真理:よし!
柳原 多々羅:よし!
青浦尤利:難易度は9、失敗時に侵食が100になります。
新戸克由:妖精はあと一回いける。必要な人は言ってくれ
三井只人:よーし
槇真理:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[2,2,3,3,4,5,7,10]+3[3]+2 → 15
槇真理:成功
槇真理:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+7[1,6] → 88
新戸克由:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[4,5,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
三井只人:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 9[3,3,6,8,9,9] → 9 → 成功
三井只人:三井只人の侵蝕率を+8(2d10>6,2)した(侵蝕率:77>85)
新戸克由:75+2d10
DoubleCross : (75+2D10) → 75+7[4,3] → 82
新戸克由:浸食82
柳原 多々羅:5dx+2 思い出の一品使用
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[3,5,6,8,10]+8[8]+2 → 20
柳原 多々羅:ファーッ
GM:皆石強いね!?
新戸克由:ひっく!
柳原 多々羅:66+2d10
DoubleCross : (66+2D10) → 66+12[9,3] → 78
柳原 多々羅:2たりない!
GM:あ、じゃあですね
GM:クライマックス前にDP使用する場面忘れていたので、此処で使用してもいいですよ!
新戸克由:DPタイムだ!
GM:1点に付き2点あげられます。バックトラックまで持っていれば、1点につき1点下げられます。
三井只人:DPタイム!私は80超えたしいいかな
柳原 多々羅:一点使って80にします
槇真理:クライマックスバトルのセットアップ前だから大丈夫大丈夫!
柳原 多々羅:DP12→11 侵食率78→80
新戸克由:自分も80超えたし大丈夫だぜ!
柳原 多々羅:いじょう!
GM:よし!
GM:では戦闘エンゲージ!
GM:
GM:青浦ーー10m--槇新戸柳原三井
GM:となります。
GM:では、戦闘開始!
GM:セットアップから!
槇真理:特になし!
新戸克由:ないぜ!
三井只人:なし!
柳原 多々羅:なし!
青浦尤利:≪機械化手術≫。HPを上昇させます。
青浦尤利:がしゃりと音を起てて、各部のサイバネが起動する。電磁の色が走る。
青浦尤利:
GM:イニシアチブ!
GM:このままですとPC優先で真理ちゃんから、ですが。
槇真理:はい!
新戸克由:なんだろう
青浦尤利:≪鼓舞の雷≫。行動します。
新戸克由:なっばっ
青浦尤利:まずはオートでイノセントブレードを二本装備。
三井只人:二刀流…!
槇真理:ギャキィ
青浦尤利:マイナーでコンボ:抜き打つは天速星≪クイックモーション≫≪マルチアクション≫≪メカニカルアクション≫≪アサルトルーティン≫≪イオノクラフト≫≪オーバースロット≫!
青浦尤利:まずpcたちに接敵し、
GM:青浦-0m-pc
青浦尤利:マイナーを三回。そしてメジャーの攻撃力を+10します。
青浦尤利:高速振動ブレードを二本起動、アームバンカー起動。
青浦尤利:そしてメジャーの前に≪愚者の黄金≫!
青浦尤利:エフェクトlvを+1!
青浦尤利:メジャー!
青浦尤利:コンボ:馳せ掛けるは天狼星≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫≪アームズリンク≫≪コンバットシステム≫≪マルチウェポン≫≪ヴァリアブルウェポン≫≪獅子奮迅≫!
青浦尤利:使用武器はイノセントブレード二本、高速振動ブレード二本、アームバンカー。
青浦尤利:PC全員に攻撃!
青浦尤利:17dx7+5
DoubleCross : (17R10+5[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,3,5,5,5,6,7,7,8,10]+10[3,4,4,8]+4[4]+5 → 29
青浦尤利:回んねえ!!
槇真理:ドッジ!
三井只人:ドッジァー!
槇真理:3dx>=29
DoubleCross : (3R10[10]>=29) → 10[2,8,10]+10[10]+8[8] → 28 → 失敗
GM:こ、こわっ!?
槇真理:……
三井只人:3dx-2>=29
DoubleCross : (3R10-2[10]>=29) → 4[2,3,4]-2 → 2 → 失敗
三井只人:真理さんすげぇ
槇真理:青浦くんのロイスを取得
三井只人:まさか
GM:や、ヤメロォ―!!
柳原 多々羅:ドッジ!
新戸克由:ドッジ!!!
槇真理:馬鹿野郎! 青浦尤利 ○P共感/N憐憫
柳原 多々羅:4dx+1>=29
DoubleCross : (4R10+1[10]>=29) → 8[1,4,7,8]+1 → 9 → 失敗
槇真理:これをタイタス昇華し!
槇真理:達成値振りたし!
槇真理:28+1d10
DoubleCross : (28+1D10) → 28+5[5] → 33
槇真理:ドッジ成功!
GM:うゲエーっ
新戸克由:3dx+1>=29
DoubleCross : (3R10+1[10]>=29) → 6[2,2,6]+1 → 7 → 成功
GM:不等号逆かな?じゃあ真理ちゃん以外ヒット!
新戸克由:向き間違えた!ドッジ失敗です!!!
三井只人:あのノイマン先輩すげぇな。
槇真理:格好いい事を言う為だけにロイスをキリました
GM:あ、あとマイナーの攻撃力+ですが、アサルトルーティンとオーバースロットで+20でした。ごめんなさいね
新戸克由:俺もノイマンが欲しくなるな……
GM:3d10+75 装甲等有効!
DoubleCross : (3D10+75) → 14[6,3,5]+75 → 89
槇真理:ノイマンは最強……
青浦尤利:89点ダメージです。
新戸克由:死!リザレクト!
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が9増加しました(侵蝕率:82>91)
新戸克由:HP9!
三井只人:死んでリザレクト!
柳原 多々羅:リザレクト!
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+8(1d10>8)した。(侵蝕率:80>88)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+4(1d10>4)した(侵蝕率:85>89)
柳原 多々羅:HP8!
三井只人:三井只人に-23のダメージ!(HP:27>4)
三井只人:HP4!
青浦尤利:≪愚者の黄金≫の効果で2d点ダメージを受けます。
青浦尤利:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[8,7] → 15
青浦尤利:いったいなあ!
GM:では演出!
青浦尤利:「ーー”これはわたしの血であり、肉である”」聖別された赤酒を、杖に伝わせ。
青浦尤利:血の赤が。幻想の刃を鍛える焔と化す。
青浦尤利:杖が、その姿を青白く輝く刃へと姿を変えていく。
青浦尤利:「さてーーまずは一手」
青浦尤利:サイバネが駆動する。一歩。電磁力の反発を受けた身体が撥ね。
青浦尤利:腕から伝う黄金の輝きが、そのまま君達を両断する!
槇真理:刹那
槇真理:音もなく青浦の足元へ滑り込む影が一つ。
槇真理:彼女は剣による一撃を誰よりも良く見ていた。毎日、毎日。
槇真理:それ故に、剣撃をすり抜けて、唯一人間合いを詰める。
青浦尤利:下がり備えると見ていたからこそ、その前進を見逃した。
新戸克由:ぞぶり。肉体を通り抜ける熱。一拍遅れて焼ける肉の臭い。
柳原 多々羅:「疾ッ!」神速の抜刀。影をすら視認できない速度の太刀は、しかし押し返す事叶わずに。通り抜ける熱を踏みしめて、構えを取り直す。
新戸克由:体内の領域を操作し、臓物の位置を保つ。
三井只人:「ッ!」エフェクトの補助がなければ、せいぜい鍛えた程度の一般人。当たり前のようにその一撃を受け、
三井只人:「(痛っ…………………てぇぇぇぇぇえぇ!!!)」
三井只人:食いしばり、悲鳴を殺し、傷口を魔眼の影で覆い
三井只人:虚勢を持って相手を睨む。
青浦尤利:「……まさか外すとはな。ぼくも鈍ってるか…」
青浦尤利:ただでさえ全力で起動させているのに、更に絞り出した愚者の黄金のフィードバックが身を苛む。
槇真理:「死中に活あり。死人仲間からのアドヴァイスだぞ」
GM:はい、という訳で次!
GM:真理ちゃんの手番です。
槇真理:走り抜けて前進しながらすれ違い
槇真理:足元を珪素結晶でコーティングして滑りながら振り返る。
槇真理:走り込んだ勢いを生かして滑ったまま移動を続けつつ、指先に樹木の結晶を発生させる。
槇真理:マイナー→オリジン:レジェンド
槇真理:88→90
槇真理:メジャー→砂の刃+コンセ+虚構のナイフ
槇真理:対象は青浦君!
槇真理:判定行きます!
GM:どうぞ!
槇真理:8dx8+4 RC
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 10[2,3,3,5,6,8,8,10]+7[4,7,7]+4 → 21
青浦尤利:ガード!≪八重垣≫!イノセントブレード二本を指定!
槇真理:ダメージ行くぜ!
槇真理:18+1d10+3d10 ガード値-5
DoubleCross : (18+1D10+3D10) → 18+1[1]+20[7,9,4] → 39
青浦尤利:ガード値6で33.これは…≪電磁反応装甲≫を二枚使用してダメージを抑えます。
槇真理:侵蝕90→98
青浦尤利:ダメージを0に!とはいえ装甲二枚は痛い…!
GM:演出どうぞ!
槇真理:珪素結晶によって滑らかにコーティングされた床を滑走し、発生させた蔦を使った跳躍を繰り返す。
槇真理:それと同時に、着弾と同時に発芽・破砕を繰り返す種子をばら撒いて剣士に必要な足場と体幹の双方に揺さぶりを仕掛ける。
槇真理:「悪いけどね、青浦くん」
青浦尤利:「チッ…!」
槇真理:蔦を使って無理やりブレーキをかけ、巨大な樹木の発生により自らを射出しながら肉薄する。
槇真理:「彼女は死にたいそうだ。私は彼女の死人友《しんゆう》だから」
槇真理:(もう一枚、隠し球を引きずり出す!)
槇真理:足元へ最後の種子をばら撒いて一度に発芽させる。
青浦尤利:「認められるか、そんなもの!」杖で足元を切り払う。
槇真理:青浦に発生した樹木を叩きつけつつ、自らはその樹木を踏み台に再度跳躍。
槇真理:仲間たちの前に戻る。
槇真理:「ジャームになった私が教えてあげる」
青浦尤利:本職剣士でもない身。捌き切れぬものは、電磁障壁発生装置を使い捨てて防ぐ。
槇真理:「貴方がもう一度、あの子の傍に居られるように……!」
青浦尤利:憎々し気に刃を構え直す。
GM:では行動値11の青浦の手番!
青浦尤利:マイナー。コンボ:抜き打つは天速星≪クイックモーション≫≪マルチアクション≫≪メカニカルアクション≫≪アサルトルーティン≫≪イオノクラフト≫≪オーバースロット≫。
青浦尤利:イオノクラフトは無し!
青浦尤利:マイナーを3回。メインプロセス攻撃力+20。
青浦尤利:スペルブック起動、ブラックアビス使用、レインボウアビリティ:肉体使用。
青浦尤利:攻撃力+7、ダイスを+4します。
青浦尤利:メジャー!コンボ:馳せ掛けるは天狼星≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫≪アームズリンク≫≪コンバットシステム≫≪マルチウェポン≫≪ヴァリアブルウェポン≫≪獅子奮迅≫!
青浦尤利:pc全員、使用武器はイノセントブレード、高速振動ブレード二本、アームバンカー!
青浦尤利:14dx7+5
DoubleCross : (14R10+5[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,8]+4[4]+5 → 19
青浦尤利:マジか。
槇真理:おいおいおい
青浦尤利:ええ―…?ちょっと困る
槇真理:ドッジ!
三井只人:ドッジ!
柳原 多々羅:ドッジ!
柳原 多々羅:GM涙ふけよ
三井只人:3dx-2>=19
DoubleCross : (3R10-2[10]>=19) → 3[1,2,3]-2 → 1 → 失敗
槇真理:3dx>=19
DoubleCross : (3R10[10]>=19) → 9[2,6,9] → 9 → 失敗
柳原 多々羅:4dx+1>=19
DoubleCross : (4R10+1[10]>=19) → 9[1,4,5,9]+1 → 10 → 失敗
新戸克由:ドッジ!
新戸克由:3dx+1>=19
DoubleCross : (3R10+1[10]>=19) → 9[1,8,9]+1 → 10 → 失敗
新戸克由:妖精の手居る人~~~
GM:ヤメルォ!!
柳原 多々羅:ワンチャンマンする?
三井只人:私はもう一回転しないとだめだからいいや。
槇真理:ライフで受けるぜ!
新戸克由:とはいえみんなもう一回か、見送るのが無難だな
新戸克由:ライフで受けよう!
GM:ではダメージ!
柳原 多々羅:ライフ!
青浦尤利:2d10+45+20+7
DoubleCross : (2D10+45+20+7) → 12[7,5]+45+20+7 → 84
新戸克由:死!!!リザレクト!!!
青浦尤利:84点装甲等有効ダメージです。
三井只人:リザレクト!
柳原 多々羅:リザレクト!
新戸克由:新戸克由の侵蝕率が7増加しました(侵蝕率:91>98)
槇真理:死!リザ!
柳原 多々羅:柳原 多々羅の侵蝕率を+10(1d10>10)した。(侵蝕率:88>98)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+10(1d10>10)した(侵蝕率:89>99)
槇真理:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+7[7] → 105
新戸克由:HP7!
三井只人:三井只人のHPを6回復(HP:4>10)
柳原 多々羅:HP10!
三井只人:HP10!
青浦尤利:レインボウアビリティの効果でダメージ5点。
槇真理:HP7!
青浦尤利:そして、行動したところで。
青浦尤利:≪分割思考≫。行動値-10して、1になりつつ未行動へ。
三井只人:めっちゃ動くな君!
槇真理:分割思考だ! 私もジャームの頃使ってたわ~!
三井只人:今も使ってるようなもんでしょ先輩。
三井只人:notエフェクト的な意味で
新戸克由:ウワーッまだ動くか!!!
青浦尤利:「…さあ、次だ」杖を再度構える。
青浦尤利:脇構えに近い形。そこから、悪路を強引に電磁障壁で跳ね飛ばしつつ。
青浦尤利:ジグザグに駆け違い様の斬撃。
青浦尤利:大剣のようになった杖を投擲。
青浦尤利:突き刺さった地点から、紫電が弾けた。
新戸克由:千枚通しの針より体内に通電。
柳原 多々羅:「雷返しは、さすがにまだ出来ないな……ッ!」
新戸克由:肉体が焦げ落ち、流れ落ちる血と共に内臓も再生を続ける。
三井只人:「ぐぅぅ………!」
三井只人:通電。暴力的な雷撃が体内を駆け巡る。
槇真理:弾けた紫電をとっさに珪素のワイヤーで誘導、その操作の為に使った両腕を犠牲に致命傷を防ぎ、珪素の刃で焦げ付いた腕を切断。即座にリザレクトで再生する。
三井只人:飛びそうな意識を意識を手繰り寄せ、自らの身体の制御を、
三井只人:精神の同居人へと託していく。
GM:では次!行動値8、新戸君!
新戸克由:OK!
新戸克由:マイナー!離脱できんので手裏剣装備!
新戸克由:メジャー崩壊の宣告コンボ!
GM:こい!
新戸克由:コンセ2死神の瞳5悪魔の影停滞空間で攻撃だ!
GM:何それ怖い…
新戸克由:6dx8+2 これでいいはず!
DoubleCross : (6R10+2[8]) → 10[2,4,5,7,8,8]+6[6,6]+2 → 18
新戸克由:〈妖精の手〉。
GM:ひえ…
新戸克由:1dx8+22 22からでいい……はず!
DoubleCross : (1R10+22[8]) → 7[7]+22 → 29
新戸克由:頑張って避けてくれ。
新戸克由:侵蝕102へ。
青浦尤利:ガード意味ないのでドッジ!
青浦尤利:6dx+1=>29
DoubleCross : (6R10+1[10]>=29) → 8[1,4,5,7,7,8]+1 → 9 → 失敗
青浦尤利:まあそうだよな。効果どうぞ!
新戸克由:ダメージはないがリア不、行動値0、侵蝕補正による次の被ダメージダイス+8状態を付与!
青浦尤利:何それキツイ
新戸克由:良ければ演出だ!
GM:どうぞ!
新戸克由:しゅうしゅうと湯気を上げながら。焦げた肉体を流れ落ちる血液が冷やしていく。
新戸克由:「けほッ……ふう」肺の傷がふさがり、再生を終える前に。
新戸克由:「すぅー……」深く息を吸う。肺より血が噴き出す勢いもわずかに増し……
新戸克由:生成された魔眼となけなしの領域因子も。血液と共に吸気に混ざり、膨れ上がる。
新戸克由:「容赦ないなぁ。俺も負けてはいられん」
新戸克由:血の風船がはじけ飛び、六分儀めがけて炸裂用魔眼が飛び散る!
青浦尤利:その魔眼を切り払おうとして、残った珪素結晶に邪魔され遅れる。
槇真理:ニッ、と微笑む。
青浦尤利:「ぐ…!束縛か…!」
GM:では次!
GM:行動値6、多々羅君!
柳原 多々羅:OK!
柳原 多々羅:マイナーはなし。メジャーでコンボ:明鏡“死”水
柳原 多々羅:《居合い》+《マシラのごとく》!
青浦尤利:ぐうう。今リア不でダメージ+8d状態だぞ!
柳原 多々羅:さらに判定前に、青浦くんに 同情/○憤懣でロイス取得して、タイタス消化。判定ダイスを10個増やすぜ
GM:ひええ
柳原 多々羅:なにもなければ判定!
GM:ないよ!
柳原 多々羅:11dx+27
DoubleCross : (11R10+27[10]) → 10[1,3,4,5,5,6,8,9,9,10,10]+9[2,9]+27 → 46
青浦尤利:リア不だよ!!
新戸克由:ラスト>妖精の手>
柳原 多々羅:侵蝕98→108
柳原 多々羅:妖精の手もらっちゃった
新戸克由:やめときます?
柳原 多々羅:どうせだからもらいますぜ
新戸克由:やめとこう!
柳原 多々羅:お、じゃあ46のまま
新戸克由:おっと失礼!浸食121へ!
GM:妖精アリですかね。じゃあ最後のを10にして、47スタートかな
柳原 多々羅:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+10[10] → 57
GM:クリティカルしてんじゃん
柳原 多々羅:ダイスまちがえた
柳原 多々羅:もう一回転できるどん!
新戸克由:57から再回転ですね
柳原 多々羅:57+1dx
柳原 多々羅:1dx+57
DoubleCross : (1R10+57[10]) → 7[7]+57 → 64
GM:フフ、キッツい。
新戸克由:まわった!
青浦尤利:リア不!ダメージどうぞ!
柳原 多々羅:7d10+53+8d10 瞳込み
DoubleCross : (7D10+53+8D10) → 40[4,1,9,4,4,9,9]+53+42[2,4,8,3,3,3,9,10] → 135
柳原 多々羅:回った
青浦尤利:マジで。
三井只人:しょえ
新戸克由:ウヒョー
青浦尤利:残った電磁反応装甲3枚使用して-60しても75点。
青浦尤利:死ぬので、
槇真理:死んだ……!
青浦尤利:≪蘇生復活≫…!
柳原 多々羅:dsyn-
新戸克由:ヌウーッ!
GM:とはいえシンドロームを思い出して欲しい。そう復活は残ってないぞ
GM:演出どうぞ!
柳原 多々羅:からん、ころん
柳原 多々羅:「柳原流抜刀術、一の太刀──改」ふわり、と下駄の音とともに姿が消える。
柳原 多々羅:次の瞬間には既に、その姿は懐に入っていた。
青浦尤利:反応なぞ、縛られていては不可能。そも、それが無くとも間に合ったかどうか。
柳原 多々羅:下駄の歯を食い込ませるほどに、地面を割り砕くような踏み込みとともに、不可視速の抜刀が払われる。その数
柳原 多々羅:「──八連【明鏡“死”水】」
柳原 多々羅:唐竹、袈裟斬り、右薙、右切り上げ、逆風、左切り上げ、左薙、逆袈裟。八条の剣閃が、同一の加速度をもって飛来する。
青浦尤利:限界を超えた障壁装置が吹き上げた壁も、障子紙と同じく断たれる。
青浦尤利:「が、……」
青浦尤利:体内に埋め込んだ電子器具が沈黙する。肉体もバラバラになっていないというだけだ。
青浦尤利:「ま、だだ」それでも。
青浦尤利:「まだ…!終われる、ものかよ…!」立ち上がる。
柳原 多々羅:「……まだ立つのか、君は」血の一滴も浴びぬまま、一度下がって。
GM:次!行動値5、三井君!
三井只人:はーい!
三井只人:マイナーでオリジン:レジェンド。精神達成値+2。
三井只人:三井只人の侵蝕率を+2した(侵蝕率:99>101)
三井只人:100超えたので+4。
三井只人:メジャーでC>ノイマン> + コントロールソート + 巨人の斧 + 瞬速の刃
三井只人:ダイス11個、C値7、攻撃力23。命中時にフェイタルヒットで+4d予定。
三井只人:対象は青浦くん。
青浦尤利:来い…!
三井只人:あ、このタイミングで青浦くんにロイス。「背負う人 青浦尤利 P感服/Nドクターストップ」で取得して消化。判定+10d
GM:三井君…
三井只人:休ませてあげよう。判定行きます。
三井只人:21dx7+4
DoubleCross : (21R10+4[7]) → 10[1,2,2,5,5,5,5,6,6,7,7,7,7,7,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,1,4,5,5,6,6,6,9,9,10]+6[3,3,6]+4 → 30
青浦尤利:ドッジ!
三井只人:リアクションどうぞ
青浦尤利:6dx+1 ブラックアビス分忘れてたのでこれで。
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,4,6,7,9,10]+9[9]+1 → 20
青浦尤利:すばるがヘブンアイズくれれば…!
GM:ヒットです。
三井只人:では、命中時にフェイタルヒット。+4d。
三井只人:三井只人の侵蝕率を+10した(侵蝕率:101>111)
三井只人:三井只人の侵蝕率を+4した(侵蝕率:111>115)
三井只人:4d10+23+3+4d10 装甲有効
DoubleCross : (4D10+23+3+4D10) → 21[7,5,2,7]+23+3+24[1,3,10,10] → 71
青浦尤利:残HP1点。戦闘不能です。
GM:演出どうぞ!
三井只人:はい!
三井只人:「ふぅー……」息を吐く。
三井只人:炎と雷、そのダメージの修復を感じながら。
三井只人:体内のレネゲイドが活性する。ただの高校生である三井只人の身体を制御し、思考によるブーストを掛ける。
三井只人:ノイマンシンドロームにより技術をカバーし。
三井只人:バロールシンドロームの重力と斥力が膂力をカバーし。
三井只人:「偽竜顕現≪ドラゴンズレイヤー≫ーー
三井只人:人の身に、一瞬の竜を再現する。
三井只人:しかし。
三井只人:その気になれば一瞬の距離を、てくてくと。
三井只人:剣を肩に担ぎながら近づいていく。
三井只人:まるで気安い友人に接するように。
三井只人:「すごい人だな、君は」
青浦尤利:満身創痍の身のまま、杖を突いて睨みつけている。
三井只人:心の底から感服して。
三井只人:その背負うものに押しつぶされそうになりながら、まるで糸で宙吊りになるように。
三井只人:あるいは、倒れまいと支えに立ち続ける彼を見る
三井只人:僕にはそれは出来ない。
三井只人:死人を背負いながら、ここまで立ち続けることはきっと出来ない。
三井只人:「だけど、君もここで終わりだ」
三井只人:肩に担いだ剣を構える。
青浦尤利:爛々と目を開いて。こうまで追い詰められても、まだ諦めていない。
三井只人:「そして、これを名乗り忘れていたな」
三井只人:「僕の名前は自由人形《オートマーダー》。糸に操られず、自分の意志で歩く、誰でもいい誰かだ」
三井只人:だから、
三井只人:「今から、君の糸/意図を斬る」
三井只人:その諦めない瞳から目をそらさずに。
青浦尤利:「……や、って、みろ…!」躱して違い様に斬る構え。
三井只人:その答えを受けて。
三井只人:静から動。
三井只人:凡人が振るうとは思えない、ソレが一瞬の隙となるようなスピードで。
三井只人:肩口から斜めにーーーつい、と。致命となる一撃《フェイタルヒット》を繰り出した。
青浦尤利:「ぐ」
青浦尤利:折らなかった脚が崩れる。
青浦尤利:刃が、元の素朴な杖に戻る。
三井只人:「ーー形態・診断≪システム:ドクター≫」
青浦尤利:どさりと、ついに地に伏した。
三井只人:「君は」
三井只人:「よく頑張った」
GM:戦闘終了です。
GM:君達の勝利だ。
GM:------------------------
GM:バックトラック!
GM:Eロイスが、
GM:≪超越活性:電磁反応装甲≫
≪虚実崩壊≫
≪堕落の誘い≫
GM:の三つ!振りたいひとはどうぞ!
槇真理:振らないぜ!
GM:後残ったDPで下げることも出来ます!
新戸克由:振るぜ!
新戸克由:121-3d10
DoubleCross : (121-3D10) → 121-16[7,8,1] → 105
柳原 多々羅:ふらないぜ!
三井只人:ふるふるー
三井只人:115-3d10
DoubleCross : (115-3D10) → 115-9[7,1,1] → 106
三井只人:こわ…
柳原 多々羅:こわ
三井只人:あとは素振りで行けるかな!全部1じゃなければ!
新戸克由:ひぃ
GM:DPもあるぞ…
三井只人:DPで7下げます!!!
槇真理:全部1じゃない限り素振りでかえれう
三井只人:ちがう、2下げます。
GM:はーい
三井只人:104でロイス5個。素振り。
新戸克由:帰還確!DP1使って104にした後ロイス5で素振りだ!
三井只人:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-36[9,7,6,9,5] → 68
柳原 多々羅:108で素振り5だぬ
新戸克由:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-29[7,7,4,9,2] → 75
16:52:柳原 多々羅:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-28[7,6,5,5,5] → 80
三井只人:振り幅でかいな君。帰還!
柳原 多々羅:いえーい5点!
新戸克由:完璧。侵蝕分5点!
槇真理:105-5d10
DoubleCross : (105-5D10) → 105-31[9,2,8,5,7] → 74
GM:三井君が4点で、後皆5点だね!
槇真理:ギリギリ5点かな?
GM:おかえりなさい!
槇真理:やったぜ!
三井只人:ただいま~!
新戸克由:お相手を悲しませることにならなくてよかったな。
GM:では経験点配布もしちゃいましょう!
GM:いつもの五点に、シナリオ5点。
GM:Dロイスが、
GM:青浦尤利:≪愚者の黄金≫
GM:”すばる/昴宿”:≪特異点≫
GM:Eロイスが、先の通り
GM:≪超越活性:電磁反応装甲≫
≪虚実崩壊≫
≪堕落の誘い≫
GM:合計5点。
GM:なので、15点+侵蝕点で、三井君が19点、他皆が20点!
新戸克由:20!頂くぜ!
GM:GMが79÷3+1で、
槇真理:20もいただいちまったぜぇ~!
槇真理:けどよぉ~!
槇真理:俺は多々羅きゅんをSロイスにしてるから更に五点貰っちまってもいいよなあ~!
GM:27点!
三井只人:貰っちまうぜ~~~~
GM:あ!
GM:Sロイスありは+5点だよ!
GM:だと計算し直して。
槇真理:すまねぇなあみんな~!
三井只人:そうか!Sロイスを保持したままEDになると+5点の経験点が!
三井只人:さすがノイマンだな~~
槇真理:GMは28?
GM:29点!GMもいただきます。
柳原 多々羅:さすがノイマン
槇真理:29!やったぜ!
槇真理:これがノイマンの力さぁ~!
GM:皆さまありがとうですよ~~
新戸克由:経験点食べ放題だ!
GM:------------------
GM:
GM:では、EDに入る前に、一度幕間を。
GM:
GM:
GM:------------------------
青浦尤利:倒れ込み。地面の冷たさと、己の力が抜けていくのを感じる。
青浦尤利:敗北だった。完膚なきまでの。
青浦尤利:「……ッ」手を伸ばそうとして、指がわずかにしか動かない。
すばる:その手を、そっと取る熱がある。
青浦尤利:「…すば、る。ぼく、は……」
すばる:「いいよ」
すばる:「いいんだよ。よく、頑張ったよね」
すばる:そっと、彼の頭を膝の上に抱える。
青浦尤利:彼女の身体の感触。すでに失われたはずのそれに。いけないのに、安らぎを感じる。
すばる:「4年間、おつかれさま」
すばる:そっと、彼の髪を手串で梳く。
すばる:「あなたのしたことは、多くの人を巻き込んだし、色々と問題もあったけれど」
すばる:「わたしは、貴方のしてくれたことが嬉しかった。…勝手にいなくなって、ごめんね」
青浦尤利:「ぼく、は。そんな…そんな、慰めが、欲しかったわけじゃ、ない」
青浦尤利:「……ああ、でも。もう…今度は…離す、ものか。二度目は、ごめんだ」
青浦尤利:はにかむように笑って。彼女の髪を、そっと一つ撫で返して…。
青浦尤利:その手から、ゆっくりとひびが入り。
青浦尤利:ぱきりぱきりと割れていく。
すばる:「…そうだね。今度は、いっしょだ」
すばる:少女も、ゆっくりとその姿を薄らげていき。
GM:最後に、からんと。
GM:黄金色の、宝石が。最後に降り出した雪の中に沈んでいった。
GM:---------------------------
GM:
GM:--------------------------------
GM:ED 新戸克由
GM:
GM:-----------------
エージェント:「改めて、任務お疲れ様だった新戸君」
GM:君は、12支部にてある程度の確認をすませ、事件の終息が確認されたのを告げられた。
GM:つまり、ここでの仕事が終わったということだ。
新戸克由:「ありがとうございます」「一応周囲の破壊を抑える方針で動きましたので、有益な痕跡も保全できているかと。」
エージェント:「いや、助かる。どうもそこまで考えられる人間は少なくてなあ」
GM:君に依頼を持ってきた彼は、そんな風に嘆息する様子を見せ。
GM:そして、君の質問にも快く答えてくれたのでありました。
GM:
GM:そこには、幾つもの墓が連なっている。
GM:UGNの戦没者、R案件の被害者、そして。
GM:FHセルの人員も含めての墓が。
新戸克由:「──飛天セルの連中も、ちゃんと墓は作られていたわけだ。」
新戸克由:少年は一人、墓碑銘の刻まれた墓の前に立っている。
GM:そこに、真新しい名前がひとつ。4年前に刻まれたものの隣にありました。
新戸克由:《ポケットディメンジョン》を展開し、小物を取り出す。
新戸克由:神社から分けてもらった線香と、もう一つ。
新戸克由:「……雨ざらしになるから、後で回収してもらわなくてはな」
新戸克由:ラミネート防水加工を施し、完成したすばるの絵。
新戸克由:風に飛ばないよう軽い錘も付け、絵を立てかける。
新戸克由:墓は、生きる人たちが建てる死者との思い出だ。
新戸克由:では。誰にも顧みられず死んだ者たちは、誰が思い起こすのだろう。
新戸克由:例えば、独り行く旅路の半ばに力尽きた者。例えば、死体すら失せ、跡形も残らず消えた者。
新戸克由:例えば。帰り道も分からなくなった人であった『者』。
新戸克由:首を失った先生を前に蹲り、涙も枯れ果てた時に僕は気がついたんだ。
新戸克由:先生の死を伝えられる者が、『俺』しかいなかったことに。
新戸克由:そんなこと等、あの時はありふれた出来事だっただろう。
新戸克由:その時の死者を全て把握することなど、独りでは無理だと分かり切っていた。
新戸克由:ーーそれでも。
新戸克由:のちに第4支部となる拠点の情勢が落ち着いたころ、俺は自分のコードネームを変えた。
新戸克由:保管庫の管理人だから、蒐集者(コレクター)。単純明快だ。
新戸克由:そして、誰にも教えるつもりはない、俺が決めた名前。
新戸克由:「『”昴宿/すばる』。貴方の事、しかと覚えた。」
新戸克由:蒐集:者(パーソン・コレクター)。『者』を蒐集する者として。
新戸克由:貴方の資料をまとめるとしよう。
新戸克由:(“六分儀”のおまけにはなってしまうが。目をつぶってくれると嬉しいね)
新戸克由:新しく供えられた線香の煙がたなびく。
新戸克由:冬の空に、季節外れのアゲハ蝶が舞っていた。
GM:------------------------------
GM:
GM:ED 三井只人
GM:
GM:--------------------------
GM:冬晴れで、澄んだ空気と共に心地よい日光が降り注ぐ。
GM:事件も無事終息したと、君達が聞いたのがほんの少し前。
GM:もう任務も終わりで、帰る前の休息の時間だ。
三井只人:「……………寒、くはないな。そんなに」
三井只人:戦闘に赴く前、見つけた縁側にまた座っている。
三井只人:日光のおかげか、それほど刺すほどの寒さは感じない。
槇真理:「おやおや、三井くんじゃないですか」
三井只人:後は細々とした報告のみのため、名残惜しげに和風建築を堪能しようと考えている。
三井只人:「おやおや、真理先輩。奇遇ですねえ」
槇真理:縁側のふすまを開けて、顔を出す。
槇真理:「そんなところでボーッとしてたら風邪引いて雪ちゃんに怒られますよ……あら」
槇真理:「良い天気」
三井只人:「うつしても大変ですしねぇ」
三井只人:のんびりと答えて空を見上げる。
三井只人:「いい天気ですよねぇ」
槇真理:ニコリと笑う。
槇真理:「誰かを見送るには、ちょうど良い日だ」
三井只人:「良い日、旅立ちというわけですなぁ」
三井只人:「うん、しんみり送るより、穏やかに笑えるほうが僕好みです」
槇真理:「時に三井くんや」
三井只人:「なにかな真理先輩や」
槇真理:「私も飛天の複製体たちも、模造品という意味ではそう変わらない」
槇真理:「いや、人間であるだけ、塩基配列上は彼女らの方がオリジナルに近いかもしれない」
槇真理:「だが私は私であり、彼女らは彼女らであった」
槇真理:「その違い、何処にあると思う?」
三井只人:「誰かを再現しようとして生まれたすばるさん達。そんで、槇真理を再現するように生まれた真理先輩との違いですか」
三井只人:振られた話題に、真剣味を感じて少し首を傾ける。
槇真理:「そう、ここだけの話、私は遺産をコアとして生まれたRBに過ぎないからね」
三井只人:「そうですねぇ……いえ、それも割と重い話だとは思うんですけども」
三井只人:自分のスタンスを考え、それを表す言葉を探し。
三井只人:「違いというなら、そうですね」
三井只人:「何もかも。違ったと思いますよ」
三井只人:「それは、真理先輩がRBだからとか、すばるさん達が量産されたからとかではなく。もっと単純に」
三井只人:「別に生まれた人は、別の人で……きっと、同じ人じゃない」
三井只人:「同じ親から生まれた双子も、同じ人間にはなれないし、ならない」
三井只人:「親から生まれた子も……親と全く同じには、なれない」
三井只人:「きっとそれは生まれた時の順番だったり、並んだ時の右左だったり、そういう些細なことで別になっていく」
三井只人:「その、積み重ねたものや、些細に違った曲がり角を積み重ねたものを、個性とか呼ぶんだと、僕は思ってます」
三井只人:「………でもねぇ、先輩」
槇真理:「なんだい?」
三井只人:「全く同じ人間にはなれなくても。過程が大幅に違っていても」
三井只人:「別の人間が、同じような、似たような結果を出すことだって出来ますし」
三井只人:「同じ人間が、同じことをしても、同じ結果になるとは限らない」
三井只人:「だから、うん。僕の意見としては」
三井只人:「僕も、槇真理という人も、すばるさんという人も全員全然違うし」
三井只人:「気が向いたら同じことをしてもいいっていうのは」
三井只人:「割と、悪いことでもないと思うんですよね」
三井只人:「せいぜい、スタート地点がバラけただけですよ」
槇真理:静かにうなずく。
槇真理:「皆違って、皆同じ」
槇真理:「私は同じだと思ってたけど、結局三井くんが見ていたものを違う方向から眺めていただけみたい」
槇真理:「ありがとう、三井くん。あの子に会ってくる前にちょっとすっきりしたよ」
槇真理:「それじゃあもうすぐ秋ちゃんが来るから、雪ちゃんに怒られない程度にごゆっくり~んふふ」
槇真理:ひょこん、と襖の奥に顔が引っ込む。
三井只人:「秋ちゃん?また知り合い……っと、いってらっしゃーい」
三井只人:忙しい先輩を見送って。
三井只人:縁側の空を見上げーーーそのまま屋内の天井を見るように。
三井只人:どてっ、と座り姿勢から倒れ、寝転んだ。
三井只人:「あー…………」
三井只人:大分頭を使ったので寝そうだなー、と思いつつ。
三井只人:厳しい人が来たらやばいから起き上がらないとな~とうとうとしかけている
???:「そこの人。今日はお日さまが出てるけど、寝ると流石に風邪ひくよ」
???:涼やかな声。誰かに、よく似た声。
三井只人:「……………」
三井只人:その声を聞いて、すわ既に夢うつつか?と思いつつ
三井只人:「……………や、眠るつもりはなかったよ。ほんとほんと」
三井只人:寝転がったまま、目だけで姿を探そうとして……流石に行儀が悪いので起き上がる
???:「そう言ってる人、放っておくとまず寝てるんだよね」
三井只人:「まぁ違いない…………和風建築は縁が薄いので、堪能しておこうか、と……」
三井只人:そして、その相手を見る。
???:茶褐色の髪色。高い背丈。そこは大きく違うところで。
三井只人:珍しく、絶句というのか。
???:僅かに沈んだ赤色の瞳と、その顔の造作は酷くよく似ていた。
三井只人:ぽかんと、口を開けた顔でその相手の顔を見る。
???:「……どうしたの?幽霊でも見つけたみたいな顔して」
三井只人:「…………いや、失礼。褒め言葉を探して……じゃないな。そうじゃなくてえーっと」
三井只人:「…………えっと、ホントに幽霊ではないですよね?」
???:「あのね。流石に大丈夫?ちょっと医務室行く?」
???:背を屈めて、君の額に手を当てて熱を測ろうとする。
???:その手は、冷たいけれど確かな実体がある。
三井只人:多少、後ろに身を引く程度の抵抗しか出来ない。
三井只人:「うぉっ……」その、実態を認めて。あとは触覚から、ほんとに夢ではなさそうだと実感して
???:「…熱はないね。疲れてるんじゃない?」
三井只人:「うん、いや、いや、大丈夫。大丈夫です。ちょっと寝かけてました。寝ぼけてたみたいです」
???:「まあ、いいけれど。眠気覚ましにはなったみたいだし」
三井只人:「うん、それはもう。えーっと……この支部の人、でいいのかな?……初めまして、三井只人です」
津島秋:「こちらこそ。12支部所属イリーガル、星辰館高等部の津島秋です」
三井只人:「高等部?へぇ、大人っぽい。1-Dの三井です。よろしく」
三井只人:ぺこり。
津島秋:ぺこりと下げた頭を上げて。「うん?じゃあ同学年だね。1-Fだよ、わたし」
三井只人:「同学年……だったとは」
三井只人:その、会話する顔にいちいち相似を感じながら
津島秋:「……ああ」
三井只人:「えーっと津島秋、さん。今回、僕が色々報告することになってるんだけど」
津島秋:「はいはい、わたしも長いからね。イリーガル同士なら楽でいいでしょ」
三井只人:「まぁ、そうだね。どっと肩の力が抜けました……抜けた。口調迷うなコレ」
津島秋:「いいんだよ、好きな口調でさ」
津島秋:「わたしは、貴方が会った人じゃないから」
三井只人:「じゃあ、友人ポジションということでひとまず……っと」
三井只人:「………あー、もしや飛天セル、ってご存知?」
津島秋:「記憶はないけどね」
三井只人:「あー。そういうパターンもあるわけだ」
津島秋:「わたしの場合はただの戦傷が原因だけどねー」
三井只人:「え、それはそれで大変じゃん。うーん、そうなるとどうしようかなコレ」
三井只人:「まぁいいや。真面目な報告の前に、ちょっと真面目な個人的な話していい?」
津島秋:「うん、いいよ。姉妹の事なら、わたしも責任があるし」
三井只人:「まぁ、責める方じゃないので楽に楽に」
三井只人:「君の………多分、お姉さんからの伝言」
津島秋:「…………わたしより?」大分驚いた顔をして。「いや、ううん。聞かせて」
三井只人:「…………」コホン、と一つ息をついて。
三井只人:「『貴方たちの4年間が、どうであっても。どんな結果になったとしても』」
三井只人:「『わたしは貴方達を助けたことを、誇っています』」
三井只人:聞いた時の言い方を、できるだけ再現するように。
三井只人:「そう言ってたよ。すばるさん……えーっと、僕が会った、君のお姉さん」
津島秋:「……………………ふふ」憶えていない。脳内の記憶は、もはや残ってなどいない。
津島秋:それでも。
津島秋:胸の奥、其処に坐す羽根は、憶えていたから。
津島秋:一滴だけ、涙が零れた。
三井只人:「ハンカチいる?」
津島秋:「ううん。大丈夫」
三井只人:「そっか」
津島秋:「……………ねえ」
三井只人:「なにかな?」
津島秋:「あのひとは、どんな顔をしてた?」
三井只人:「そうだねぇ、例えるなら」
三井只人:「花のような笑顔が似合う、素敵な人だったよ」
三井只人:「それと」
三井只人:「自分の妹たちはすごいぞ、とさんざん惚気けられた」
三井只人:若干苦笑しつつ。
津島秋:「………バカみたいなこと言う姉で、ごめんね」
三井只人:「いやぁ。実際、自分の妹が可愛いという感情はよく分かる」うんうん
三井只人:すごくよく分かる。妹がいるので。
津島秋:「まあ、妹が可愛いのはわかるけど」
津島秋:「…………」
津島秋:「ありがとうね。……聞けて、よかった」
三井只人:「そりゃ良かった。どういたしまして」
三井只人:「その報酬と言っちゃなんだが…っていうか台無しだけど」
三井只人:手を差し出して
三井只人:「よかったら、僕と友達になってくれる?」
津島秋:「新手のナンパ?一応わたし恋人いるからそういうのはお断りしてるんだけど」こてりと首を傾げて。
三井只人:「安心しろ。僕もいる」真面目くさった顔。
津島秋:「そうなの?じゃあ純粋なお誘いだったのかな。ごめんね、早とちりして」
津島秋:そう言って、此方も手を伸ばして。
三井只人:「まー。男子高校生なんてそんなもんですよ。その警戒は多分正しい」自分のことは棚に上げて
津島秋:「同級生でしょ、きみも」苦笑しながら。
三井只人:「そりゃそうだ」苦笑を返す
三井只人:「後ぶっちゃけ。単純にね……周りが年上ばかりで、普通に肩身が狭い……相談できる同年代の友達とか、普通に欲しい…」
三井只人:情けないことを言いながら、その手を取る
津島秋:「あはは、じゃあ秋くんが相談相手兼友達にくらいなってあげよう」
三井只人:「ははー。さすが津島秋様。すごーい妹だ。頼りにしてますぜー」
三井只人:空いた手を胸に当てて、おどけた姿勢で騎士のように
津島秋:「やめてよもう…どっちかというとわたしもお姉さんの方だし」
三井只人:「それもそっか。じゃあ、友達として、兄姉として。恋人持ちとして、日常とか妹の話とか恋バナとかしていこうぜ、と」
津島秋:「うん、よろしく」微笑みながら。
三井只人:こちらも微笑んで
三井只人:「まず最初の話題としてさ、津島さん」
三井只人:「ーーー君、今、しあわせ?」
津島秋:きょとん、とした顔をして。
津島秋:「ええ、わたしは」
津島秋:「今、本当に幸せだよ」風にそよぐ紅葉のように、鮮やかに笑った。
三井只人:「そっか」その笑顔を見て。
三井只人:花のように。風のように。同じように。違うように笑う、その笑顔を見て。
三井只人:「そりゃあ、なによりだ」
三井只人:こちらも、同じように笑った
GM:------------------------
GM:
GM:ED 槇真理
GM:
GM:--------------------------------
GM:居並ぶ墓。そこでは、生前の所属も経緯も全て無いようなものだ。
GM:もうこの世界にいない、ということでは誰もが変りもない、そうしたひとの印。
槇真理:「……」
槇真理:少女は一人、墓の前に佇む。
槇真理:「新戸くん、もう来てたんですね。真面目すぎて先輩ちょっと心配です」
槇真理:「とはいえ、これで見せてあげる手間も省けますか」
槇真理:目の前には一枚の絵。よく描けた似顔絵。
槇真理:彼女にも絵心があるからこそ分かる。非常に丁寧に対象を写し取っていながら、そこに描き手そのものの強い思いが残っていると。
槇真理:ここでNPCカードの使用を宣言
槇真理:NPCカード:”昴宿/すばる” を使用し、今からハートレスメモリーを発動します
GM:ダイス+5、達成値+10をどうぞ。
槇真理:ちなみにすばるちゃんを呼ぶ場合の目標値はおいくらぐらいでしょう……!
GM:普通ならもうしんで4年なので30なんですが
GM:今回は彼女の能力を託されたのが貴方であること、そして。
GM:すばるへのロイスは所持していますか?
槇真理:勿論!
槇真理:死人友だからね!
GM:なら、今回は1か月以内の難易度15としましょう。
槇真理:やったぁ!
槇真理:ではマイナーでオリジン:レジェンド
槇真理:「巫女なんてガラじゃあないけどさ。頑張っちゃうよ」
槇真理:メジャーでハートレスメモリー!
槇真理:74→76→80
槇真理:12dx+4+10>=15
DoubleCross : (12R10+4+10[10]>=15) → 9[1,1,5,6,7,7,7,7,7,8,8,9]+14 → 23 → 成功
槇真理:危ないところだったぜぇ!
GM:では、君はすばるを呼ぶことができます。
GM:ただし、これは今回のみであること。もし二回目以降を行う場合、まず不可能であることも分かります。
槇真理:「私の中に眠る夢、思い、欲望」
槇真理:「かすかに繋がれし縁をたどり、今は遠き彼岸の友を繋ぐ標となれ……」
槇真理:「君を継ぐ遠い残響《ハートレスメモリー》」
槇真理:手のひらの中に宿った小さな珪素結晶の花が咲いて散る。
槇真理:その花弁が光の粒になり、ゆっくりゆっくりと故人の姿を象り始める。
すばる:「…………」
すばる:そっと、灰銀色の少女は目を開いて。
槇真理:「ハロー、マイフレンド」
槇真理:「奇跡、願っちゃった」
すばる:「……意外に早い再会だなあ、もう…いいけど」
すばる:「それで、何の御用かな?」
槇真理:「ふふふ、今日は同じ死人友として、君が一つやらなくてはいけないことを教えに来た」
槇真理:「……いや」
槇真理:「ごめん、私のわがままだ」
すばる:「なるほど。この悪い子め~~」
槇真理:彼女は墓を指差す。
槇真理:似顔絵と青浦尤利の名を刻んだ墓標。
槇真理:「見てほしくてね」
すばる:「………」
すばる:名前を見て、僅かに哀しい顔をして。
すばる:「新戸くん、綺麗に書いてくれたなあ」似顔絵に、僅かに唇を綻ばせた。
槇真理:「だよねぇ! 私もびっくりしちゃった!」
すばる:「ふふ、わざわざありがとうね」
槇真理:「……私ね、青浦君を見て思ったんだ」
槇真理:「一歩間違えれば、私と私の大切な人も同じようになっていたのかもしれないって」
すばる:「そうかもね」静かに聞いている。
槇真理:「だからさ」
槇真理:「手を合わせてあげてよ。彼はきっと、あなたを悼んで、心を痛め続けていたんだろうから」
すばる:「………うん。ありがとう、真理ちゃん」
すばる:目を閉じて。あの時、言葉を伝えはしたけれど。
すばる:それでも――あれだけじゃ、きっと足りなかったはずなのだ。
すばる:腕を組み、チョーカーのロザリオに触れるように祈る。
槇真理:「どういたしまして……」
槇真理:一緒に手を合わせる。
槇真理:あの時、死にたくないと叫んで死んだ己のことを心の底で偲びながら。
すばる:どれくらい祈っただろう。言葉を連ねただろう。其れも、何時までも続かずに、そっと目を開いて。
槇真理:「……もう、時間?」
すばる:「もう少しあるけどね」
すばる:然程長くはない、と言外にそう告げて。
すばる:「ねえ、真理ちゃん」
槇真理:「なんだいすばるちゃん」
すばる:「さっき、もしかしたらわたし達みたいになったかもしれない、って言ったでしょう?」
槇真理:「うん、言ったね」
すばる:「でも、今。貴方達はそうなってない」微笑んで。
すばる:「だから、これからもそうならない」
槇真理:「……そうだね」
すばる:それは、願掛けのような、論理にもなっていないような言葉。
槇真理:「少なくとも、今じゃない。ここじゃない」
すばる:「ううん」
すばる:「少なくとも、なんて言わないで」
槇真理:「あいにくと私は悲観主義者でね」
すばる:「これからも。この先も。一年後も、三年後も、十年後も」
すばる:「きっと、貴方達は幸せでいて」
槇真理:「じゃないと、ゆっくり寝てもいられない、か」
すばる:「ちがうよ」
すばる:「ただの、ともだちへの応援」
槇真理:「……そっか」
すばる:「叶えて欲しいとか、そういうのじゃないの。そうなったらいいなあって。そう思っただけの、小さいこと」
槇真理:「そういうの……結構久しぶりでさ」
槇真理:「嬉しいよ……すばるちゃん」
すばる:「よかった」
槇真理:「じゃあ私は此岸《こっち》、貴方は彼岸《あっち》」
槇真理:「それぞれ、やりたいこと思いっきりやろう」
すばる:「そうだね。お互い、いい感じにやっていこう」
すばる:そう言って。君の事を、深く抱き締める。
槇真理:何も言わずに抱き返す。
すばる:「…………会いたいけど、余り早く来ちゃいやだよ」
槇真理:もうそろそろ、笑顔の演技も限界だ。せめて、涙目が見られぬように。
すばる:そっと、胸元に抱いた頭を撫でながら。
槇真理:「……うん。大丈夫。おばあちゃんになって人生存外悪くないって伝えられるようになってから」
槇真理:「悠々……会いに行くから、さ」
すばる:「うん。お土産話、待ってるね」
すばる:ぎゅ、と。一回、強く抱き締めて。
すばる:「ーー何度も言ったけど。わたしと出会ったのが、あなたでよかった」
すばる:「槇真理。あなたに、天さえ遮れぬ無敵の幸運がありますように」
槇真理:「すばるちゃん。貴方に誰にも遮れぬ安らかな眠りがありますように」
すばる:その返しに、大輪の花が咲くように笑って。
すばる:「……貴方と…真理ちゃんと、友達になれてよかった…!ありがとう!」最後に、僅かに震えた声を残して。
すばる:ゆっくりと、しろがねとこがねが混ざった光が零れ落ちていく。
槇真理:「……」
槇真理:消えた。
槇真理:消えてしまった。
槇真理:全身から力が抜け──
槇真理:「う、う……あああああああああああああああ!」
槇真理:「ああああああああああああああああああああ! あああああああああああああああああああああ!」
槇真理:「なんでさあああああああ! なんでなのおおおおおおおおおおおお! なんで居なくなっちゃうのおおおおおお!」
槇真理:知っている。
槇真理:そんなもの、彼女が欲するところを為したからだ。
槇真理:私と何が違うというのか。同じだ。同じだとも。
槇真理:そして、結局、いつもどおり。
槇真理:最後には──私だけ。
槇真理:「わあああああああああ! せっかく友だちになれたのにいいいいいいいいいい! みんなそうだよ! みそらちゃんもりりちゃんも! みんな!」
槇真理:「みんな、私を置いてぇえええええええええええ!」
槇真理:「あああああああああああああああああああああああああああああ!」
槇真理:「皆満足げにいなくならないでよぉおおおお! あきらめないでよおおおおおおおお!」
柳原 多々羅:からん、ころん
槇真理:「もしかしたら、もしかしたら、生きてれば……!」
槇真理:聞き慣れた下駄の音。
柳原 多々羅:からん、ころん。
槇真理:その音で、彼女の慟哭は止まる。
槇真理:袖で涙を拭い、口角を整える。
柳原 多々羅:「……やぁ、お姉さん。僕とお茶でもどうかな?」ハンカチを差し出しながら、人懐っこい笑みで
槇真理:ハンカチを受け取って、もう一度涙を拭き、ゆっくりと呼吸する。
槇真理:「おっと、ナンパですか? 私に素敵な恋人が居るって知ってるのかしら?」
槇真理:ニコリと笑う。
柳原 多々羅:「何しろ僕の性分だからね。それに、泣いてる女の子を放っておくなんてこと、僕にはできないよ」笑って手をとり
槇真理:「もう、貴方は何時だって……そう」
槇真理:自分より少しだけ背の低い彼を見下ろして、気恥ずかしげに笑う。
柳原 多々羅:すっとその手を引いて、抱きしめる。
槇真理:体重を預けて、笑顔を消す。
槇真理:「ごめん、まだちょっと、泣いちゃいそう」
柳原 多々羅:「真理ちゃん。こういうときは、かっこつけなくていいんだよ」すこしだけ自分より背の高い彼女の頭を、そっとなでて
槇真理:「……うん」
槇真理:もうとっくに効果のなくなっていた《完全演技》を解除し、されるがままになる。
柳原 多々羅:「……さて。そろそろ帰ろうか」頭を撫でながら、真理がある程度落ち着いたころに。手を取り直し
槇真理:「うん、帰ろう。私たちの家に」
槇真理:手を握り、付き従う。
GM:----
GM:
GM:ED 柳原多々羅
GM:
GM:----
GM:
GM:君達は、R案件被害者の墓が纏まる霊園に来ている。
GM:その中でも、一つ大きな、目を引く碑。それが、貴方達の目的地。
GM:数年前の、とある事件の被害者たちを祀った碑です。
柳原 多々羅:碑に刻まれた名前の1つに、目を落とす。
柳原刀仁郎。柳原多々羅の祖父であり──柳原一刀流、最後の師範代。
柳原 多々羅:他にも、様々な名前が刻まれている。柳原を冠する名前も、その中に多数存在した。
槇真理:「ここが……多々羅くんの」
柳原 多々羅:死者が数年の時間を経て、自分を呪い殺す、なんてオカルトは今更信じてはいない。ただ──どこかで、拒絶されているような気がした。
柳原 多々羅:「……うん。僕の家族と、同門。僕が斬り殺した人たちの眠る場所」
槇真理:「そっか……ここが」
柳原 多々羅:「悪いね、こんな場所に連れてきちゃって」碑の正面に立つ。添えられた花は、枯れかかっていた。
槇真理:「いえ、むしろ連れてきてくれて嬉しかった」
槇真理:「だって……一緒に背負わなきゃいけないものだもの」
柳原 多々羅:「……道中でも何度か言ったけどさ」
柳原 多々羅:「こんなものまで、真理ちゃんが背負う必要はないんだよ」
槇真理:「だって、そうしたらずるだよ」
槇真理:「一方的に、どっちかだけが背負うなんて」
槇真理:「そういうのは……愛じゃないと思う」
柳原 多々羅:「これは僕の、人斬りの業だ。真理ちゃんは……まだ、こっち側にくるべきじゃない」跪いて、持参した供え物を置き
槇真理:「この世の中にはさ、人斬り以外にもろくでもないものがたくさんある」
槇真理:「良いんだよ、皆ろくでもなくて欠けていて、それだから少しずつ寄り添って支え合う」
槇真理:線香に火をつけて手を合わせる。
槇真理:「それが、愛でしょ」
柳原 多々羅:「……人斬りに愛を説くのは、君くらいだよ。真理ちゃん」少し照れくさそうに
槇真理:「だって、私に手を差し伸べたのは、そんな人斬りなんですもの」
柳原 多々羅:「そうだった、ね……」静かに手を合わせながら
柳原 多々羅:「……ねえ、真理ちゃん」
槇真理:「なぁに? 多々羅くん?」
槇真理:いつもより、甘い声で。
槇真理:身を寄せる。場所もわきまえずに。
柳原 多々羅:「もし、彼らにたちの悪い奇跡がおきて、僕の前に現れたとしたら」
柳原 多々羅:「僕は……どういう顔で、何を言えばいいんだろう」かすかに、その肩が震えていた
槇真理:「……」
槇真理:「悪いと思っているのなら、ごめんねって言えば良い」
槇真理:「必要だったのならば、そう言えば良い」
槇真理:「太刀筋のようなものではないでしょうか」
槇真理:「真っ直ぐでなければ何を言ったところで通りません」
柳原 多々羅:最速、最短、最小。真っ直ぐに、鋭く、一直線に。一の太刀を教えるときの、祖父の口癖。
柳原 多々羅:「……」
柳原 多々羅:「……ごめん、真理ちゃん」
槇真理:「どうしたの?」
柳原 多々羅:──少し、このままで。
囁くように、小さな声
槇真理:(え、え、まさかまた墓場なのに! 私たちは一体墓場を何だと思ってるの!? 駄目だよぉ~死を越えたけどそういう意味じゃないよぉ~!)
槇真理:「う、うん……!」
槇真理:顔を勝手に真赤にしている。
柳原 多々羅:身を寄せて。顔を伏せたまま、肩を震わせる。
槇真理:(……あれ?)
槇真理:見下ろして、気づく。
槇真理:「よしよし」
槇真理:小さな声で囁いて、頭を撫でる。
槇真理:(君は生きてる。頑張ってる。こんな世の中で、それでも)
槇真理:「良い子……だよ」
柳原 多々羅:「……また」
柳原 多々羅:「情けないところ、見せちゃったね」
槇真理:「ううん、情けないところなんかじゃないよ」
槇真理:「頑張ってるから、出た涙ですもの」
槇真理:「頑張って、それで駄目で、辛くて、それはきっと弱さなんだろうけど」
槇真理:「そんな私たちだからこそ、肩を寄せ合えばいいじゃない」
柳原 多々羅:「敵わないな。どれだけ刀を振っても、真理ちゃんには敵いそうにない」
槇真理:「ふふふ、惚れた弱みって奴ですね」
柳原 多々羅:「否定はしないけどさ……」
柳原 多々羅:「ほら、もう行こうか」立ち上がり、かるく裾をはたいて
槇真理:「ええ」
槇真理:「生きているから、行かなきゃね」
柳原 多々羅:「……ありがとう、真理ちゃん。僕だけじゃ、ここに来ることはできなかったと思う」霊園の出口に向けて歩きながら
槇真理:「ふっふっふ、それはお互い様ですよ。私は貴方が居たからこうしているのです」
槇真理:その後ろをついていく。
柳原 多々羅:「あはは、そうか。そうだね」霊園を出て、曲がる。周りを囲う塀で、二人が碑から見えなくなったあたりで
柳原 多々羅:彼女の視界を一瞬、銀が覆った。
柳原 多々羅:かすかに一瞬、柔らかな感触
柳原 多々羅:「さて、帰ろうか。真理ちゃん。今日のご飯は僕が作るよ」
槇真理:「……も」
槇真理:「も、も、もう! 不意打ち! ずるい!」
槇真理:「お返しに今日のメインディッシュは多々羅くんで決まりです!」
柳原 多々羅:「あっははは。それは怖いなぁ」からからと笑いながら、先を行く。
槇真理:「待て待て~春のUGNケットは多々羅きゅんで決まりだぜ~!」
槇真理:カラカラ笑って後を追う。
GM:先日降った雪は既に上がり。
GM:冬空は雲一つない快晴で、遠くまで明るく照らしている。
GM:そこに、夢など挟まる余地はない。
GM:---------------------------------
GM:
GM:N市ステージ:12地区「彷徨うはデイドリーム」end.
GM:------------------------------------------
GM:
GM:はい!というわけで、本セッションはここにて終了!
GM:みなさま、本当におつかれさまでしたっ!
槇真理:お疲れさまでした!
GM:拙いGMにお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
三井只人:お疲れさまでした~~!!
新戸克由:お疲れさまでしたァ!
三井只人:いいセッションだった…
柳原 多々羅:おつかれさまでしたぁぁ!
GM:楽しんでいただけたなら幸いです!
新戸克由:日程ではご迷惑もおかけしましたが、良きセッションとなっておれば幸いです
GM:いえいえ、此方こそありがとうございます
新戸克由:超楽しかった……
三井只人:楽しかったな…
GM:やったー
三井只人:嗣子さんの子と存分絡めた…
GM:三井君との会話、楽しかったよ~
槇真理:めちゃ楽しかった……
GM:真理ちゃんもヒロインと向き合って頂き本当にありがとうね
新戸克由:飛天組ともナントカ絡めたかな……
槇真理:ヒロイン、良いヒロインだった
槇真理:なにせ可愛くってさ……
GM:飛天セルとしては、後エデンちゃんぶち殺す卓で一区切りですが、残党はいくらでもいるのでね!
槇真理:女の子同士だからこそって感じのヒロインでさ……
GM:よかったー!
三井只人:この中だと重い事情がない子として、いい感じに友達ポジやらせてもらって…へへ
柳原 多々羅:たのしかったです……
柳原 多々羅:三井くんとまた男子高校生会話したい
GM:皆本当に素晴らしいロールでした!ありがとう!
三井只人:したいしたし。秋ちゃんとかとも友達したい
GM:わーい
新戸克由:またご一緒したいぜ!
槇真理:なんていうかこう……
槇真理:濃厚に真理ちゃんだった
三井只人:真理ちゃん、PC1だったなぁ
柳原 多々羅:まさしく
GM:真理ちゃんをpc1に選出してよかった!
槇真理:PC1としてヒロインに心をつぎ込み
槇真理:別れに涙し
槇真理:そして明日を目指してあるき出した
新戸克由:PC1……